「うちの娘が泣き出して…」登校班でのできごとに抗議?一方的なママ友の言い分|主張強すぎママ友の話

「うちの娘が泣き出して…」登校班でのできごとに抗議?一方的なママ友の言い分|主張強すぎママ友の話

子どもたちの小学校入学後、登校班での些細なトラブルで光代が過剰に反応。直美の違和感は、親密だったはずの光代が過保護な「モンペ予備軍」であるという確信に変わっていく…。

何かと口出しが激しくなったママ友

LINE メッセージ

4月になって、美里と桃子ちゃんが晴れて小学校に入学した。これで少しは関係性が変わるかな、なんて期待もしていたんだけど、現実はそう甘くなかったね。

幸いだったのは、美里と桃子ちゃんのクラスが離れたこと。A組とB組。通学路は一緒だけど、学校に入れば接点はぐっと減る。正直、ホッとしたんだ。これで親同士も、学校行事以外は少し距離を取れるかなって。

入学から数週間が経ち、子どもたちも通学に慣れてきたころ。事件というか、私にとっての「違和感」が確信に変わるできごとがおきてしまう―――。

ある日の夕方、光代さんからLINEが来た。

光代:「直美ちゃん、ちょっと聞きたいんだけど、美里ちゃんって、今日の登校班で桃子と手をつないでた?」

急にどうしたんだろう。

直美:「あ、ごめん、私はもう家に入ってたから見てないんだけど…何かあった?」

光代:「それがね、美里ちゃんが今日、桃子の手を強く握って、『もっと早く歩いて!』って言ったんだって。桃子、さっき帰ってきたんだけどそのことで泣いてるの」

登校班での小競り合いが、いじめ?

女性 不仲

「え?」

私は思わず声に出してしまった。美里は割としっかり者だけど、そんな乱暴なことをする子じゃないはず。

光代:「それでね、桃子が手を振り払ったら、美里ちゃんが『もう知らない!』って言って、走って行っちゃったみたい」

桃子ちゃんの言い分はわかったけれど、きっと美里にも言い分があるはずだ。

直美:「そうだったんですね…。美里にも話を聞いてみます。まだ低学年だから、そういう小競り合いってよくあるんじゃないかな?」

そう返信したら、光代さんからのメッセージのトーンが、一気に冷たくなったの。

光代:「直美ちゃん。そういう問題じゃないよ。美里ちゃんが桃子に乱暴なことをしたか確認したいの。いじめの芽は早く摘まないとだよ」

―――いじめ…?

たった7歳の子どもたちの、些細な登校班での口論。前からケンカをしていたわけでもなく、仲良く手をつないでいた中での小競り合いを、いきなりいじめと決めつけるのはおかしいんじゃないだろうか。

配信元: ママリ

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