スポーツ管理栄養士が解説!疲労感を残さない運動後の食事術とは?

スポーツ管理栄養士が解説!疲労感を残さない運動後の食事術とは?

猛暑の夏には控えていた運動を再開したものの、「久々に運動したら疲労感がスゴい」なんて人も多いはず。そこで今回は、栄養面から金メダリストをサポートした経験もある管理栄養士の川端理香さんに、運動後の体ケアができる栄養素を教えていただきました。

運動後の身体的疲労感の原因とは?

 川端さんによれば、運動によって発生する筋肉のだるさや筋力低下、筋肉痛、動きが鈍くなる、体が重いといった症状は、筋肉の過度な使用やエネルギー不足、筋繊維の微細損傷、乳酸の蓄積、活性酸素の増加などが原因なんだとか。

 加えて、「激しい運動や長時間の運動を行うと、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れて集中力の低下や意欲の減退を感じることもあります。つまり、運動後の疲労感は筋肉の疲れだけでなく、脳や神経の疲労感も含む複合的な状態だといえます」と川端さん。

 運動後は身体的な疲労感だけでなく、脳や神経の疲労感もケアをすることを意識することがポイントのようですね。

運動後の食事はいつ食べればいい?

 運動後の疲労感をしっかりケアして筋肉やエネルギーの休息を促すためには、「何を・いつ食べるかというタイミングが非常に重要」だと川端さんは話します。

 運動後の食事としてベストなのが運動後30分以内の「ゴールデンタイム」。これは体が栄養を効率よく吸収しやすいときなので、この時間に適切な栄養を補給するとよいそうです。また、筋トレ後は24時間ほど回復期が続くので、ゴールデンタイムに限らず、その後の3食でも栄養バランスを意識するのがよいそうです。

配信元: アサジョ

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アサジョ

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