スポーツ管理栄養士が解説!疲労感を残さない運動後の食事術とは?

スポーツ管理栄養士が解説!疲労感を残さない運動後の食事術とは?

運動後の体ケアが期待できる栄養素とは?

 では、運動後は何を食べればよいのでしょうか? オススメの栄養素は次の4つなんだそう。

●たんぱく質

 たんぱく質は筋肉の修復や疲労物質の代謝サポートに欠かせない栄養素。肉・魚・卵・乳製品、大豆製品などの他、プロテイン製品や水分補給もしやすくてホエイプロテインの原料でもある牛乳もよいそうです。

●ビタミンB1

 糖質をエネルギーに変える代謝のカギとなるビタミンB1も重要です。神経細胞が正常に働くためにも大切なんだとか。豚肉、納豆、ほうれん草に多く含まれます。オススメのメニューは「豚キムチ」や「納豆×ねぎ」。ニンニクやタマネギと一緒に摂取すると吸収率が高まるからだそうですよ。

●エイコサペンタエン酸(EPA)

 サンマやイワシ、サバなどの青魚に多い「オメガ3脂肪酸」の一種で、体の疲れに寄り添う栄養素です。自律神経のバランスをサポートすることも期待されているのだとか。酸化しやすいので加熱調理はできるだけ避け、メニューとしては刺身などがよいそう。また、ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミンと一緒に摂取することも有効のようです。

●イミダペプチド

 鶏むね肉や豚ロース肉、豚もも肉などに多く含まれる成分です。強い抗酸化作用を持ち、疲労感のもとである活性酸素を除去してくれることで細胞へのダメージを抑え、疲労の蓄積を防ぐ働きがあります。成分が水分として流出してしまう恐れがあるため、スープやカレーなど、水分ごと食べられる料理がよいそうです。

 栄養素に関する詳細については大塚製薬のWEBサイト『栄養素カレッジ』が参考になります。気になる栄養素についてはあわせてチェックしておきましょう。

 運動後の疲労感を強く感じているなら、ぜひ「運動後に何を食べるか?」を意識してみてくださいね。

配信元: アサジョ

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アサジョ

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