SNSで広がる怒り「不快」「品位がない」著名人からも苦言相次ぐ
この「ヤジ騒動」に対する世間の怒りは凄まじく、Xでは「ヤジ議員」がトレンド1位に。投稿は数万件に上り、批判的な意見が圧倒的大多数を占めました。
SNS上では、「所信表明、ヤジ本当にうるさい。大人なんだから、まず聞こうよ！」という投稿に10万件超の「いいね」がつくなど、共感が殺到。「高市首相の演説中のヤジ、ひどい…。あれは日本の恥だと思う 真剣に聞きたかったのに、残念」といったコメントも寄せられています。
また、「うるさすぎ。国民の聞く権利の侵害。あれで給料もらえるの、正直びっくり」といった、「聞く権利」侵害への怒りも噴出。タレントの若林史江氏もXで「本当に残念。不快」と投稿し、共感の輪が広がりました。
コメンテーターのフィフィ氏の「さっさとつまみ出して欲しい」という投稿には12万件の「いいね」。さらに、維新の吉村洋文代表が「子供に見せれない。国会議員の定数大幅削減だよ」と苦言を呈すなど、他分野の著名人も次々と声を上げ、批判の引用RTで拡散されています。
特定議員への「落選運動」に発展、擁護意見が火に油を注ぐ結果に
ネット上の怒りは、特定議員への「落選運動」呼びかけへと発展しています。「次期選挙で落とそう #千葉4区」「辞職を検討すべき」と、ハッシュタグを使った運動が相次いでいます。
一方、少数ながら「これぞ議会政治の伝統」と擁護する声もありました。特に立憲民主党の小西洋之氏はXで「このヤジを放った議員は国民代表として称賛されるべき」と投稿し、1800いいねを獲得。しかし、この投稿は激しい反発を招き、むしろ批判の火に油を注ぐ形となってしまいました。
現在、ネット上では「国会全体の改革を」「ヤジ禁止法が必要」といった声が高まっています。
