ヤジは「伝統」か「騒音」か?問われる国会の品格
この騒動で、ヤジを連発した立憲民主党への風当たりが強まっています。一部からは、「議場の品格を損なう行為」として、国民からの失望を指摘する声も上がっています。
国会におけるヤジは、本来、議論の矛盾点をその場で指摘し、答弁に緊張感を持たせるという議会制民主主義の機能として擁護される側面がありました。しかし、今回の騒動で露呈したのは、その「伝統」が、テレビ中継やSNS拡散されることで、もはや「建設的な討論」ではなく「単なる品位のない私語や中傷」として、国民の目に映っているという現実です。
高市首相は演説後、Xで「決断と前進の内閣」の方針を改めて強調。演説に寄せられた「ヤジに負けるな」との応援リプライも寄せられ、今回の騒動に対する国民の正直な気持ちを代弁していると言えるでしょう。
「SNS時代にヤジは逆効果であり、視聴者の政治不信を助長するだけ」と分析する専門家もいます。 国民の厳しい目は、与野党全ての議員に注がれています。
(LASISA編集部)

