子どもたちのためにも…「母親になる」
「理由はなんであれ、すべて、私の心の弱さが招いたことです…」
千花さんの言葉が頭をよぎる…。マモルは「母親は自分を置き去りにした」と、いつか思うだろう。おなかの子は、「不倫した母親に育てられている」ということを知るかもしれない。
そう思わせないように、私は変わるしかない…。「母親」になるしかない。
それに、胎動を感じるたび、エコーを見るたびに、この子に会いたい、抱きしめたい、幸せにしたいと願う気持ちにうそはない…。
「私のしてしまったことは、許されることではありません。でも、この子のためにも、マモルのためにも、強く生きていきます」
その瞬間、私の思いに応えるように、おなかの子どもが力強くうごいたのが分かった…。 私は、その胎動を感じながら、おなかにそっと手を当てた。
「ごめんね…そして、ありがとう」
この子のために…マモルのために、そして私自身のために、強く生きていかなければならない。マモルと再会できる日を信じて。マモルが…おなかの子が、誇りに思える人間になれるように…。
私は、自分の過去と向き合い、未来を歩んでいくことを決意した。
里子は、本当の意味で「母親になる」ことを決意。もう二度と、子どもに恥じるようなことはしないと誓い、新たな人生を歩み始めます。
家庭のストレスから、不倫に走ってしまった主人公・里子。自身の犯した過ちにより、大切な息子・マモルをうしなってしまいました。
それでも、里子のまわりには、里子に寄り添い、本気で心配をして叱ってくれる、すてきな人がいます。もっと早く、周囲を頼ることができていたら…と、思ってしまいますが、過去は変えられません。子どもたちのためにも、誇れる人になってほしいですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

