「僕の意思を無視するなら…」迫真の演技で説得→妊娠した不倫相手を絶望させた暴論…<ダメ夫の末路>

「僕の意思を無視するなら…」迫真の演技で説得→妊娠した不倫相手を絶望させた暴論…<ダメ夫の末路>

すぐるさんは既婚者の自称エリートサラリーマン。しかし、妻帯者であることを隠し、「山田カイト」という偽名を使ってまゆかさんと不倫をしています。さらに勤務先まで偽り、まゆかさんにはニセの名刺を渡しているのです。
まゆかさんから妊娠を告げられたものの、不倫関係を継続したいすぐるさんは、出産を諦めるようまゆかさんを説得することに。まゆかさん宅を訪れると「両親に会ってほしい」と言われます。しかしすぐるさんは、出産をすることでまゆかさんにばかり負担をかけるようになると嘆き、「今回は妊娠を諦めてほしい」と懇願したのでした。

不倫相手を納得させる2つの武器

俺の迫真の演技を見たまゆかの反応はというと……。


不倫はバレなきゃ不倫じゃない/虹丸


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交際相手であるすぐるさんの非情な言葉に、泣きながら拒絶するまゆかさん。


しかし、すぐるさんはまゆかさんの仕事への情熱を理由に子どもを諦めさせようとします。さらに、出産を選択した場合、最低限の養育費を払う以外は何もしないとまゆかさんを追い詰めたのです。


最終的に、すぐるさんが別れをほのめかしたことが決定打となり、まゆかさんはすぐるさんの意見を受け入れたのでした。


まゆかさんを言葉巧みに誘導したすぐるさん。妊娠を諦めさせるために、すぐるさんはまゆかさんの仕事への情熱や自分への愛情を利用したのです。「出産するなら別れる」と交際相手から脅しに近い言葉をかけられ、すぐるさんのひどい提案を受け入れざるを得なかったまゆかさんを思うと胸が痛くなってしまいます。


すぐるさんには、自分の欲望のためにまゆかさんのみならず、新しい命をも犠牲にしようとしているという自覚がまったくありません。ただでさえ妊娠をして精神的にも肉体的にも大きく変化しているまゆかさんに、少しでも寄り添ってほしかったですね。

次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター 虹丸

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