声を震わせて「ごめん!」
翌朝、私が目を覚ますと、彼はすでに仕事に出かけていました。昨夜のことが気になっていましたが、あえて自分からは何も言わず、彼の出方を見ることにした私。
その日の夜、いつもより遅い時間に帰ってきた彼は、どこか落ち着かず、私の顔色をうかがってばかり。
そこで「夜中に車で話さなくても、リビングで話したらいいんじゃない?」と声をかけると、彼は明らかに動揺し、次の瞬間、声を震わせながら「ごめん!」と謝罪。自ら、女性関係を認めたのでした。
いつからだったのかはわかりませんでしたが、彼に明らかな女性関係があったことは当時大きなショックでした。とはいえ、深夜に車の横で私が耳を澄ませているという地獄絵図を彼に味わわせることができて、少しスッキリしたのも正直な気持ちです。何事も詰めが甘いと痛い目を見るということを、世の男性にも伝えたいと思う経験となりました。
著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
作画:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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