愛猫との『絆を深める』ために取り入れたいこと4つ 心の距離が縮まる理由や接し方のコツ

愛猫との『絆を深める』ために取り入れたいこと4つ 心の距離が縮まる理由や接し方のコツ

猫がなかなか懐かない理由

人を怖がる猫

約1万年前から人と一緒に暮らし始めた猫ですが、その間も猫は野生で暮らしていた時の習性を失わずにずっと引き継ぎながら現在のイエネコになりました。そのため、いまだに猫の身体能力や習性、性格には、野生動物としての特徴がいくつも備わっています。

そうした特徴の中の一つが、警戒心の強さです。精度の高い聴覚や嗅覚、そして薄暗がりの中でも素早く動くものがよく見える視覚などで捉えたわずかな刺激に対し、俊敏な瞬発力と集中力で逃げたり隠れたり、時には反撃したりして身の安全を確保しています。

猫の警戒心を高めたり不安を引き起こしたりするような接し方を避けることで、なかなか懐かなかった猫が、飼い主さんを家族と認め、信頼して懐いてくれるようになることでしょう。

愛猫との絆を深めるために取り入れたいこと

猫に食事を与える女性

1.猫優先主義で自分の気持ちは抑えよう

家に迎え入れたばかりの猫は、当然飼い主さんやご家族を強く警戒しています。そのような猫に対して、早く仲良くなろうとして積極的に猫に近づいていく行動は、より猫の警戒心を高めてしまうため逆効果です。

飼い主さんへの警戒心が解けていない猫と接する時には、決して飼い主さんのペースではなく、猫のペースを優先して距離を縮めていくことが大切です。

2.まずは「無害な人」と覚えてもらおう

猫の強い警戒心を解く鍵は、「無害な人」だと思われることです。何をするか分からないと思われるから、警戒されるのです。しかし「この人がそばにいても自分に関心がないので何もしない」と思えば、その警戒心もやがては解けるでしょう。

まずは、「この人は無害だ」と覚えてもらいましょう。必要最低限のケア以外は、無理にかまわず静かに見守るようにしましょう。また猫は、相手を主に嗅覚で認識します。猫が近づいてきたら、指先を猫の鼻先にそっと差し出してニオイを嗅がせ、覚えてもらうことも併せて行いましょう。

3.「この人がいるといいことがある」という印象に変えていく

「無害な人」だと認識されたら、次の段階に進みましょう。「この人がいるといいことがある」という印象に変えていくのです。猫が自分から近づいてきたら、優しく声をかけながら気持ち良いと感じる部位を優しく撫でたり、おもちゃで遊んだりしてみましょう。

ただし、大前提として食事やトイレ掃除、寝心地の良い寝床を整えるなどの日常ケアをしっかり行うことを忘れないでください。また、しつこくしないこと、離れている時でもいつも気にかけることを忘れないようにしましょう。

4.怖がることや嫌がることは極力やらない

どんな時でも大切なのが、猫が怖がったり嫌がったりすることはやらないことです。爪切りなどのどうしてもやらなければならないのに猫が嫌がるケアをする場合は、1日片足のみにするなどで作業を分割し、1度の作業時間を短くしましょう。

また、嫌なケアを我慢した後にはご褒美として大好きなおやつをあげるといったことを組み合わせれば、嫌なケアも好きなケアに変えていくことができます。

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