人生を左右する“言葉の力”がSNSで注目
2025年10月22日、あるユーザーがXに投稿した「親の言葉」に関する告白が、いま大きな波紋を呼んでいます。
投稿者は、幼い頃から母親に「かわいい!!」と言われ育った経験を回顧。鏡を見るたびに「自分はかわいくない」と自覚しつつも、「親にとってはかわいい存在」という認識が、長年の人生において何にも代えがたい「強力な支え」になっていたと明かしました。
この投稿に対し、数百件もの共感リプライが殺到。その熱が冷めやらぬ翌日、別のユーザーが投稿した対照的な告白が、さらに議論を加速させます。
「私は小さい頃『ブサイク』や『ぶーちゃん(デブ)』と呼ばれて育った。親はカワイイという意味で言ってたみたいだけど…」と明かしたユーザーは、中年になって初めて「それが当てはまらない」と気づいたと告白。そして、「子どもの頃の笑顔の写真が一枚もない」という、痛切な一言を付け加えたのです。
親からのポジティブな言葉が「自己肯定感」という人生の“土台”を築いた人。
親からのネガティブな言葉が、何十年経っても消えない心の“呪い”になってしまった人。
この対照的な二つの経験談をきっかけに、Xでは「親の言葉が子どもの自己イメージに与える影響」について、親世代、子世代を巻き込んだ熱い議論が巻き起こっています。
ポジティブな言葉は「心のばんそうこう」。最強の自己肯定感を育む“言葉のシャワー”
最初の「かわいい!!」で育った投稿には、「私もそうだった!」という経験談が続出。
あるユーザーは、「いじめに遭っても、母や祖母から『あなたは特別な存在』と言われ続けたおかげで乗り越えられた」とコメント。親の愛情が、社会で受けた傷を癒す「心の絆創膏」として機能していたことがわかります。
さらに、娘に毎日「かわいい」と伝え続けている親のエピソードでは、娘が「だって、ママのお腹から出てきたもんだもん」と返す一幕が共有され、その無邪気な自己肯定感の高さに、多くの親が感動しました。
「今日からベタ褒めで育てると決めた」「娘の自己肯定感に驚いている」など、親たちが自身の育児を見直すきっかけにもなっています。

