マイルールがひどすぎる
その日の夜、夫にその日の話をしたら、さすがの夫もため息をついていた。
「うわ、本当にめんどくさい人だね」
「あんまりにマイルールが多すぎて、もうお手上げだよ」
私が一番恐れているのは、この親の嫌な雰囲気を美里が感じ取ってしまうこと。でも、もうそろそろ我慢の限界かもしれない。
光代さんからのLINEの通知が鳴るたびに、心臓が跳ね上がる。こんな生活、いつまで続くんだろう―――。
あとがき:門限とダンス動画にまで及ぶマイルールの強制
ここで描かれたLINEのやり取りは、光代さんの強固な「マイルール」が、直美さんの日常に深く侵食している様子を表しています。単なる門限や遊びへの口出しではなく、返答のトーンにまで介入してくる姿は、直美さんの存在自体を光代さんの基準に合わせようとするかのようです。
理不尽だと分かっていても、隣人という関係を壊したくないがゆえに耐える直美さん。しかし、この我慢が、美里さんとの関係に影を落とすことを恐れるのが、母親としての最大の葛藤です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

