
食いしん坊のための雑誌「dancyu」(プレジデント社)の元編集長・植野広生が、ずっと食べたい“日本一ふつうで美味しい”レシピを学ぶ「日本一ふつうで美味しい植野食堂 by dancyu」(毎週月~木曜夜6:00、BSフジ)。ここに俳優の六角精児をゲストに迎えたスピンオフ番組「植野食堂 ふるさと駅弁作りの旅 第3弾 北海道 道南いさりび鉄道編」が10月26日(日)昼1時から放送される。函館出身・GLAYのTERUからの“美味しい情報”も頼りに、“ふつうで美味しい”北海道を旅する。
■鉄道好きにはたまらない「ながまれ海峡号」に乗車
雄大な北海道の大地を走る「道南いさりび鉄道」は、木古内から五稜郭までの38kmを超えて函館までを結ぶ人気のローカル線。優美な観光地を旅するにはもってこいの路線なのだが、人口減少などの影響で9年ものあいだ赤字が続いているという。
そこで鉄道好きで知られる植野と六角が「道南いさりび鉄道」を盛り上げようと立ち上がった。漁火をモチーフにしたデザインが美しい「道南いさりび鉄道」の車両に見惚れていたと思ったら、六角が「キハ40」という車両番号を見てさっそく解説を始める。「キハ40」は1977年に国鉄が導入した気動車で、現役で稼働している車両は珍しいとのこと。
今回乗車する「ながまれ海峡号」も、6月から10月までの期間限定運航。車内も大漁旗やイカの人形で飾り付けられつつ、座席は「国鉄ブルー」として親しまれてきた青色モケット生地を採用している。
鉄っちゃんらしく車内の雰囲気を楽しみながら、函館駅を出発した2人。乗車記念のサービスも堪能しつつ、函館の地ビールやグルメでしっかり舌も楽しませる。「道南いさりび鉄道」を味わい尽くしてこそ、同線ならではの「ふるさと駅弁」を作ることができるからだ。
北斗氏の名物・ホッキ貝を使った「ホッキしゅうまい」には、六角も「ホッキは外せないんじゃないですかね!」と一目ぼれしたようす。まだまだ旅の始まりという地点ではあるものの、名物食材を上手に使ったメニューにはすでに大きな期待を寄せていた。
■いよいよ完成した弁当に「これよ!これなのよ!」
心地よい揺れに身を任せていた2人の話しは、第2弾「福井・小浜線」から約1年のあいだにあった“変化”に移る。話を振られた六角は、「どんどん好きなことしかやらなくなりました」と告白。自身が率いる「六角精児バンド」もこれまで以上にライブを敢行するといった変化があり、その理由について「子どものころ好きだったものに、また戻るというか…」と心境を振り返る。
植野がさらに一歩深く「その変化ってなぜなんですかね。なんでその変化が起きるのか」と踏み込むと、六角は「繋がっているかどうかわかんないけど、あんまり“欲しいもの”とかなくなったんですよね」「どうしても何かが欲しいっていうのがなくなって、それだったらライブをやって楽しいことをみんなに…バンドの人たちとか、みんなと共有したい」とコメント。還暦を超えて至った心境に、植野も大きくうなずいて共感していた。
そんな深い話を交わしながらも、旅は進む。やがて旅行雑誌の「道の駅満足度ランキング」で通算4度も1位を獲得した「道の駅 みそぎの郷きこない」に立ち寄ると、理想の駅弁に入れたい食材をまた1つ発見。理想の「ふるさと駅弁」が、少しずつりんかくを濃くしていく。
車内に戻ったところで、「イメージイラスト」のスケッチも開始。クレヨンでスケッチブックに描かれる構想は、今日一日で味わった「道南いさりび鉄道」の味覚が満載だ。
だがそれで終わらないのが「植野食堂」。実は旅の出発前、植野が函館出身の友だち…GLAYのTERUに電話を繋いでいた。公私ともに付き合いのあるというTERUから聞いた地元の名店にも、リサーチをかけていくという。
TERUから「しょっちゅう行ってる」という居酒屋の名物メニューを聞き込み、函館ならではの名物を上手に料理する技をじっくり研究する植野。さらに800年の歴史を持つ“北海道最古の温泉”や“ホッキ貝漁”も体験できた。こうした旅の感動から完成した料理は実際に販売され、六角からも「これよ!これなのよ!」と太鼓判が押されることに。
「道南いさりび鉄道」の魅力をこれでもかと詰め込んだ弁当の中身は果たしてどうなるのか。放送は10月26日(日)昼1時から。

