
哀愁漂うタッチの漫画でサラリーマンの日常を発信している漫画家の青木ぼんろさん(@aobonro)が、働く誰もが経験するシーンを漫画化し、多くの共感を呼んでいる。ウォーカープラスでは、青木さんのサラリーマン生活を「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」をテーマに、実際の体験談とともに紹介する。
今回は、不特定多数の人が利用する会社のトイレで青木さんが体験した、非常に理不尽なエピソードだ。悪臭の冤罪をかけられ、泣き寝入りした状況について、作者の青木さんに話を聞いた。
■臭いに気絶寸前 排便を終えて遭遇した理不尽




このエピソードは、青木さんが過去に実際に経験したことだという。トイレに行ったとき、あまりの悪臭に気絶しそうになりながらも、排便を済ませて個室から出た。そのとき、出口で誰かに目撃されてしまい、その空間に漂っていたすべての臭いを「青木さんのせい」にされてしまったという。青木さんは、結局泣き寝入りするしかなかったと、当時の状況を振り返る。
この作品を通して青木さんが伝えたいのは、「物事を表面だけ見て判断するのは危険である」ということだ。今回のトイレの事案に限らず、すくい取られた表面の情報だけでなく、そこに至るまでの過程などにも目を向けて、真実を捉えられるようになりたいと語る。
■冤罪を回避する「芝居のスキル」
春の新生活が始まるにあたり、会社のトイレでこの理不尽なシーンに出くわしたときの最適解を青木さんに尋ねてみた。
青木さんは「これは難しいですね」と前置きしつつ、一つのアイデアを提案した。「個室を出た際、『いやぁ、臭い我慢するのきつかった~』とアピールするのも手かもしれません」と語る。ただし、そのときには「ある程度の芝居のスキルは求められると思いますが」と付け加えた。
臭いの原因が自分ではないのに、そこにいるだけで犯人のような空気感が漂ってしまう理不尽さ。青木さんは今後も、“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活の光景を漫画で描き続けるという。
取材協力:青木ぼんろ(@aobonro)
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