1歳の息子を育てるミオさんは、支援センターで同じ年の子どもを持つリエちゃん、モモちゃんと出会い、すぐに仲良くなりました。しかし、リエちゃんは約束のたびに当日ドタキャン。「埋め合わせに」と誘われた家族ぐるみのBBQも、やはりキャンセルされます。ところがその日、公園で別のママ友たちと遊ぶリエちゃんを発見。
我慢できずにモモちゃんへ打ち明けると、リエちゃんが「予定を立てるのが楽しいだけ」と話していたことがわかり、ミオさんは言葉を失いました。それでもモモちゃんがリエちゃんと関係を切れないのは、リエちゃんの夫がモモちゃんの夫の上司で、立場を利用して圧をかけてくるからだそう。そんな中、リエちゃん主催のベビーヨガ教室への参加を強要されたモモちゃん。話を聞いたミオさんは怒り、2人は教室への参加を最後にリエちゃんと決別することを決意します。
「私のベビーヨガに参加させてあげて、フライヤーに写真まで使ってあげるなんて、私ってやさしい」――リエちゃんは満足げにほくそ笑みます。ところが、教室当日、ミオさんとモモちゃんの子どもがそろって発熱! 参加できなくなったことを、リエちゃんに急いで連絡したところ……?
断りの連絡を入れたら…折り返し電話が!












ミオさんが電話に出るやいなや、リエちゃんは「今日、フライヤーの撮影するって言ったでしょ!? カメラマンも呼んでるんだけど!」とまくし立てました。ミオさんの話には耳を貸さず、一方的に責め立てるリエちゃん。
さらに「あなたたち、結託して私を陥れようとしてるんでしょ? ほんとサイテー!!」と濡れ衣まで着せてくる始末です。リエちゃんの勢いに押され、ミオさんは言い返すこともできず……。そして、「アンタらみたいな面白みもない人間、キョーミないんだよ!」という言葉に大きな衝撃を受けるのでした。
ミオさんとモモちゃんのキャンセル理由を「嘘だ」と決めつけ、激しく責め立てるリエちゃん。これまでの自分の行動を棚に上げて、一方的に非難するなんて本当に身勝手ですよね。ある意味、自業自得とも言えますが……ミオさんとモモちゃんがこれまでどんな気持ちだったのか、少しでもわかってほしいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ
