主人公のツバサは鉄道好きで妻と娘と3人暮らし。ツバサが趣味を満喫中、妻は寝不足でのワンオペが続きメンタルも限界に。娘が発熱し病院で待ち疲れた娘が号泣し、「うるさい」と怒鳴る男性と口論に発展。見知らぬ男女が撃退してくれた直後、妻は倒れて緊急入院。ツバサは初のワンオペに挑戦するも娘の入浴に苦戦。食事の準備中に娘が大火傷をしそうになり、育児の大変さに気づき…。
「ひとりで大丈夫かな…」
育児への不安が募るツバサですが、気を取り直して夕食の準備。しかしサクラちゃんにたびたび呼ばれ、スムーズに進みません。やっと完成しご飯を食べさせようとしますが、イヤがるサクラちゃんの手があたって卵焼きが落ちてしまいます。
カッとなって怒鳴りそうになるも、かつて余裕がなくて怒っていたノゾミのことを思い出します。「優しくないのは僕だったんだ」と自分の行いを反省し…。
「ドクターイエローの卵焼きだよ」なんとか食べさせることに成功するも事件発生
















寝る準備を進めるツバサさん。オムツがないことに気づき、急いで買いに走ります。オムツをつけたサクラちゃんに違和感を覚えたところ、サクラちゃんは泣き出してしまいなぜかオムツがびっしょり。慌てて調べると、サイズが合ってないことに気づくのでした。
ツバサさんが普段から育児に関わっていたら、オムツのサイズを間違えることはなかったはず。「オムツ」ひとつをとっても、成長度合いによってサイズが変わること、なくなってしまわないよう残数を管理したりストックを用意しておいたり、目に見えない作業がいくつもあります。
こういった小さな気づきを積み重ねることで、ツバサさんも父親として成長していくことと思います。めげずに娘さんのお世話を頑張っていってほしいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

