
5コマ漫画家の伊東さん(@ito_44_3)が描いた創作ギャグ漫画『now loading...』が、大きな反響を集めている。おとぎ話『白雪姫』を現代風にオマージュした本作は、魔法の弱体化を感じさせる展開に、X(旧Twitter)で11万いいねが寄せられた。
■「読み込みが遅い」…全世界の顔面検索でフリーズした鏡


お妃はいつものように鏡に向かって「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」と尋ねる。しかし、鏡はすぐに答えず、検知に時間がかかっている様子に、お妃は「最近読み込みが遅いな」「フリーズしてる?」と心配する。ずいぶんのラグがあった後、鏡はようやく「白雪姫です」と応答。
伊東さんは、「いくら魔法の鏡とはいえ、世界中の顔面を検索したらさぞ処理が重いだろうな、と思って描いた」と制作の経緯を語った。読者からは、「この機に光回線にしたら?」「インデックスが張れてない」「統計を取り直すべき」など、ネット用語を使ったコメントが相次いだ。
■「県」まで絞り込む現代的な配慮と、創作の裏側
本作に万バズしたことについて、伊東さんは、「誰もが知っている『白雪姫』の導入から、誰もが経験している『重くてフリーズ』という展開につなげることで、共感を呼びやすかったのだと思う」と分析している。
お妃が「国」ではなく「都道府県まで絞るほうが現実的かな」と、対象範囲を狭めようという現代的な配慮を見せるシーンも面白い。これは、「『国』だとまだまだ対象者が多くて処理が大変そうなので…」という伊東さんのアイデアから生まれた。
伊東さんはXに投稿してきた作品を、描き下ろしを加えてKindleで無料公開している。「毎日投稿をルーティンにすることで計画的に作業している」と制作の姿勢を示し、「Xの反応がモチベに直結する」と語った。
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