耐え忍んで5年…友人との再会で夫が見せた態度
そんなワンオペに耐え忍ぶこと5年。ユカは幼稚園の年長さんになり、育児もかなり楽になってきました。
その日は学生時代からの友人であるハルナが家にくることになっていました。彼女は遠方に住んでいましたが、結婚のために引っ越して近所にくることになったのです。
「久しぶり、ミユ!素敵なおうちだね」
「そんなそんな…家が散らかってて恥ずかしいよ、わたし専業主婦なのにさ…」
ハルナは明るく声をかけてくれましたが、私は家の中の散らかり具合を恥じ、ユウイチに指摘されることをそのまま口にしてしまいました。ハルナはそんな私の様子を見て、心配そうな顔をします。
「やだ、そんなことないよ!小さい子がいるんだから、少し散らかってても当たり前だよ!それにミユの家はいつもきれいだし」
夕食も一緒に食べようと話していると、ユウイチが帰宅してきました。ユウイチは私の友人の前ではよい夫を演じるのですが、私のことはサゲて発言するんです。
「ハルナさん、せっかく来てくれたのにこんな散らかった家ですみませんね。ミユはダラダラしてばかりで困ったもんですよ」
ユウイチは本当に、心からそれが正しいことだと思い込んでいる様子。ハルナは愛想笑いをしつつも、ユウイチが廊下に出たタイミングで私に目配せをして首をかしげました。まるで「あの人何言ってるの?」とでも言うように―――。
あとがき:友人すら引くほどの男
夫の言動を見た友人までもドン引きするほどのモラハラ発言。ユウイチは自分の発言がどれだけ妻を傷つけ、周囲を不快にしているのか気づいていないようです。
ミユは5年もの間モラハラに耐えてきたようですが、このままの生活を続けることは心身に悪影響がありそうで心配ですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

