
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『百合にはさまる男は死ねばいい!?』(LINE Digital Frontier刊)の続編『キスよりも君の音色で目が醒める』(ナンバーナイン刊)の第1話『誰も知らない』を紹介する。作者の蓬餅さんが、9月14日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、蓬餅さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■合宿最終日、普段と違う様子の片桐を知って嬉しい相川

吹奏楽部の夏(秋)合宿最終日、相川は片桐の寝相も悪いことを知る。自分に抱きついて寝ている片桐をかわいいと思いながら、他のメンバーが起きる前にどうにかしなきゃと焦る相川。
合宿中だということを伝えたところ、片桐は一瞬起きたが寝ぼけたまま相川にキスをして再び眠りに落ちてしまう。今まで見たことのない、“自分だけが知っている片桐”が増えていくことに相川は喜びを感じ…。
本作を読んだ人たちからは、「寝ぼけてるのかわいい」「初めからイチャイチャ見れて幸せ」「続編待ってました」「演奏シーンも見たい」など、多くのコメントが寄せられている。
[HEAD]作者・蓬餅さん「登場人物たちの本当に描きたかったラストまで描く予定」[/HEAD]

――本作は『百合はさ』の続編とのことですが、本作の見どころや注目ポイントについてお教えください。
『百合にはさまる男は死ねばいい!?』の最終話の翌日から始まるくらい、地続きの続編になっています。連載終了から1年ほど経って熱が落ち着いた方もいるかもしれませんが、『百合はさ』を楽しんでくださった方にはぜひ読んでいただきたいです。『キスよりも君の音色で目が醒める』(以下『きみの音(ね)』)は同人作品のため不定期更新になりますが、登場人物たちの本当に描きたかったラストまで描く予定です。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
10月10日に『きみの音』1巻を配信したのですが、その中でも11話と12話は『百合はさ』の連載中からずっと描きたかった展開を実現できた回です。物語の本筋がようやく息を吹き返したような感覚があり、とても印象に残っています。
――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
どこかのキャラがしんどい展開になっている時は、別のキャラたちにはしっかり明るい展開や進展を用意するようにしています。全体としてバランスの取れた世界になるよう意識しています。
――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。本作の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。
Xでは反響が出やすいページを中心に掲載しているのですが、『百合はさ』や『きみの音』の本当の魅力は、そこに載っていないページや展開にあると思っています。投稿を見て少しでも気になった方には、ぜひ本編を読んでほしいです。新刊配信のタイミングでは無料で読める話も多くなるので、気軽に触れてもらえたら嬉しいです。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
恋愛百合以外のジャンルにも挑戦して、世界を広げていきたいと思っています。ただ、準備期間も含めると約5年間どっぷり百合に浸かってきたので、そこから抜け出すのはなかなか難しく……。今は色々挑戦しつつ模索中です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
『百合はさ』の続編として始まった『きみの音』ですが、できるだけ追いやすいペースで楽しんでもらえる作品にしたいと思っています。これからも『百合はさ』とともに、『きみの音』をよろしくお願いいたします!

