「私がお風呂に入っている間、娘のことを見ていてね」と夫にお願いした私。ところが、お風呂から出ると、娘のおでこが真っ赤に！ 夫を問い詰めると、信じられない言葉が返ってきて……？
なんでヘラヘラできるわけ？
娘が1歳のころの話です。私が「お風呂に入ってくるから、その間娘のことをちゃんと見ていてね」と夫に言うと「はーい、見とくよー」とテレビゲームをしながら返事が。「今だけでもテレビゲームやめなよ」というと、「わかったよ～」と少しふてくされながらゲームを切りました。ゲームを切ってくれたので大丈夫だろうと思いながらも、不安だったので急いでお風呂から出ることに。
するとリビングから娘の大きな泣き声が聞こえるのです。慌ててリビングに行くと、娘のおでこが真っ赤になって腫れていました。「何があったの！？」と夫に聞くとヘラヘラ笑って「あ〜、ちょっと目を離した隙に机の角におでこをぶつけたんだよね」とのこと……。チラッとテレビに目を向けると、さっきやめたはずのゲームがまたついていたのです……！ 私は怒り心頭！ 「ゲームは切ってって言ったよね？ 何でまたつけてるの？」と怒鳴ります。すると夫は「うるさいなぁ！」と逆ギレ。さらにはゲームはやめずに続行……。いつも私が怒るほど意固地になってしまう夫。しかし今回は娘の命の危険もあったため引くことはできません。
私は夫に「その一瞬の不注意が大変な事故につながることを忘れないで」とだけ伝えました。夫は私に背を向けたまま「はいはい、わかったよ」とだけ返事。その態度にイライラしながらも、まずは娘のことが優先だと思い、私は娘の手当てをします。おでこを冷やし応急処置をしたところ、娘は泣き止み腫れも翌日には落ち着いていました。念のため小児科も受診しましたが、問題なし。夫も一日経ってよく考えてくれたのか、「別に大丈夫でしょって軽く考えてた。ごめんなさい」と言ってくれたのでした。
自分の不注意で大事な娘にけがをさせてしまったことを、さすがに反省した様子の夫。これからは家でけがをしないよう対策をとりつつ、私からも「ゲームをしながら子守しないでね！」と随時注意しています。
著者：松下りさ／30代女性・主婦。音楽が大好きでお喋りがじょうずな1歳半の女の子を育てる、20代のママ。子どもが寝たあとにひとりでネットショッピングをするのが至福の時間。
イラスト：yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
