【市原隼人さん】「⼈のために何ができるのか」を考え続け、命と向き合う。実話を元にした物語が待望のドラマ化!

【市原隼人さん】「⼈のために何ができるのか」を考え続け、命と向き合う。実話を元にした物語が待望のドラマ化!

ーー『最期の、ありがとう。』では永田崇人さんと共演されましたが、現場で印象的だった出来事はありますか?

市原:崇人は作品やお芝居に対してとても真摯に向き合う⽅でした。その姿勢は今回の現場でも如実に現れていました。印象的だったのは、葬儀の所作など細かなシーンのリハーサルを長時間夜遅くまで行ったあとにも、崇人は自身が演じる役について、スタッフの⽅々と「どうすればもっと良くなるか」とことん話し合っていたと聞いたことです。
その姿はまさに、彼が演じた冨安さんそのものでした。実際の冨安さんも、お会いした際に「⼈のためにできることがあるなら全⼒でやるべきだ」「仕事とはただ⾃分が対価を得るためだけのものではなくて、⼈のためになることを提⽰しなければならない。それが⾃分の⼈⽣の使命だ」とよくおっしゃっていました。それを体現するような崇人の姿に、私⾃⾝もとても感銘を受けました。

ーー今後、新たに挑戦したいと思っていることはありますか?

市原:毎⽇が挑戦の連続なのですが、もっと俯瞰して考えると「旅がしたい」という気持ちがあります。
たとえば、同じ学校でも担任の先⽣が違えば学びのプロセスや正しいとされることが異なるように、⼤⼈になっても同じ会社なのに上司が違うだけで仕事のやり⽅や評価されるポイントなど規律も秩序も善悪もまったく違うものに変わっていきます。さらに広く⾒ると、⽇本で“いいこと”とされていることが海外では“悪いこと”とされていたり、その逆もあり、何が正解か迷子になってしまうことがあるかもしれません。
そんな世の中では、⼤⼈になればなるほど悔しい思いをしたり、真っ直ぐに⽣きることが難しくなるかもしれません。でも、私はその場しのぎで器⽤に⽣きたくないんです。だからこそ、いろんな意見や答えを⾒てみたいし、⾃分が信じるものを大切にしながらも、これまで否定していたことや、⽬を背けてきたことも全部受け⽌められるようになりたい。旅をしてさまざまな価値観にふれて、カルチャーショックをたくさん受けて、もっと笑えるような⾃分になりたいと思っています。

配信元: mamagirl

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