
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『押してだめなら引いてみた』の1エピソードを紹介する。『友達の妹に懐かれてしまった』(ナンバーナイン刊)で知られる作者のしちさんが、10月2日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.3万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、しちさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■たくさん話しかけるのをやめて引いてみた後輩くん

先輩ちゃんに対して、グイグイ話しかけていた後輩くん。しかし、先輩ちゃんはそんな後輩くんにそっけない態度をとっている。そこで後輩くんは、先輩ちゃんに“押してだめなら引いてみろ”精神で引いてみることに。
後輩くんが引いてみてから数日、早速後輩くんを意識し始めてしまう先輩ちゃん。そして引いてみてから14日目、落ち着いてあくまで“普通”に接しようと、先輩ちゃんから後輩くんに話しかけるが…。
本作を読んだ人たちからは、「急に話しかけられたら警戒する」「これは引きすぎ」「引くのは有効な手だけど、これはちょっと」「押して引いてまた押さないと」など、多くのコメントが寄せられている。
[HEAD]作者・しちさん「普段冷静なキャラクターが焦っているところが見たい!」[/HEAD]

――『押してだめなら引いてみた』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
普段冷静なキャラクターが焦っているところが見たい!という私利私欲で創作しました。
――本作では、押しているときと引いているときのギャップが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
先輩ちゃんと後輩くんを見守る新人ちゃんです。まだ登場頻度は低いですが、読者さんの目線に近いキャラクターだと思います。かわいいので注目して見てほしいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
最初の2枚です。冷静な先輩ちゃんが、引いてみた1週間目ではらはらしている様子がいいギャップになっていて気に入っています。『押してだめなら引いてみた』はこんな感じの作品ですよ!とわかりやすく伝えられていると思います。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
特に意識していない時に降ってくる事が多いです。忘れっぽいので、絶対に忘れないようとにかくメモをとって、安心して忘れるようにしています。
――しちさんの作品は、「…」(無言)の表情からさまざまな感情が伝わってきます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
読んでくださった方にキャラクターの感情が伝わるように、特に表情に時間をかけて描いています。線一つでも印象が変わってしまうので、ペンの細さや種類を変えて、特に細い線で遊びながら描いています。表情を見てほしいので、なるべくセリフを少なくする事を心がけています。
――今後の展望や目標をお教えください。
誰かの心に残ったり刺さるような作品を目指しつつ、楽しく描き続けたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見てくださりありがとうございます!またふらっと寄ってくださると嬉しいです。私利私欲創作ですが今後ともよろしくお願いいたします。

