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公開 2015年04月29日  

日本人より「もっと日本人」地球の反対側にある「日本人の学校」レポートvol,6

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さて、前回はブラジルのサンパウロにある日本人学校をご紹介致しました。南米最大、200人を超える児童・生徒を抱えるサンパウロ日本人学校。しかし今回お届けする日本人学校は、それとはだいぶ趣がことなる学校なんです。さてさて、どんな学校なんでしょうか?「地球の反対側」には、こんな学校もあるんですね!


パラグアイの首都・アスンシオンにも日本人学校があるの?

以前の記事で、南米にはたくさんの日系移民が在住していることをお知らせ致しましたが、このパラグアイにもたくさんの日本人が住んでいるんです。

パラグアイと聞くとあまり日本と馴染みがないように感じる人も多いと思いますが、そんなことはないんですよ~!



※下の写真はパラグアイの首都・アスンシオンの市場の様子です。この熱気、すごいですよね!

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アスンシオン日本人学校ってどんなところ?

さてさて僕は、そんなアスンシオンの日本人学校を訪れてきました。

前回お伝えしましたサンパウロの日本人学校は、正直ちょっと治安の良くない地域にありました。ですので、僕はちょっとだけ警戒をして、このアスンシオン日本人学校にお伺いをしたのですが・・・なんと!

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この緑多き穏やかな環境!



「比較的裕福な人が多く住む地域にあるから、大丈夫ですよ!」

と事前には聞かされていたのですが、そののどかな環境に本当にビックリしました。



校門の守衛さんもとってもフレンドリーでピリピリした感じもなく(笑)、パスポートをちょろっと見せただけでササッと中に入れてくれました。サンパウロとの違いに、本当にビックリした自分を覚えています。

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そしてもう1つビックリしたのが、その生徒数。なんと、小中学生全部合わせても、たったの18名(訪問当時)だというのです。サンパウロは200名を超える大規模校でしたから、学校の雰囲気はやはり「普通の学校」といったものでした。



しかし、このアスンシオン日本人学校は驚くほどの~んびりしているのです(笑)。パラグアイというお国柄もあるのでしょうが、みんな本当に伸び伸びと学校生活を楽しんでいる様子が伺えました。

ふじもん先生は何をしてきたの?

ここでは本当に貴重な機会をたくさんいただきました。



完全に「1人の先生」として僕を出迎えて下さり、授業もさせていただいた上に休み時間のサッカーから放課後の掃除まで、子どもたちと一緒に完全に学校生活をさせていただいたのです!



僕にとって、それは本当に素晴らしい体験でした。色々な事情で子どもたちの写真を載せることができないのが本当に残念なのですが、人懐っこくて屈託のない笑顔で僕にまとわりついてくる子どもたち。もう、その可愛さは武器ですね(笑)!



なぜ僕は旅をしているのか?僕はどんな世界への実現を目指して今を生きているのか?自分の大切な原点をアスンシオン日本人学校の子どもたちは僕に教えてくれました。

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小規模校なので、校長先生も自ら授業を行うような状況なんです。それにも関わらず、突然訪問してきた「一旅人先生」の僕のために、校長先生は僕との対話の時間を長々と取って下さいました。



本当に素晴らしい校長先生でした!



なぜアスンシオン日本人学校がこんなにも素晴らしい学校なのか?その答えは、校長先生が持っていました。

「校長先生の人柄、想い、情熱が、この学校を形作っているんだな・・・」ここでも僕は、大切なものを思い出さされました。

こんなに素晴らしい「日本人の学校」が、この地球上で日本から最も遠い場所にあるんですよ!

直接的には日本とは関わりはないかもしれません。

しかし、ここで巣立っていく子どもたちは、「日本人として」この世界で生きていくのです。

こういう学校が世界にはあるということ。それを、ぜひ少しでも心に留めておいていただけたら嬉しいです!



最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次回もよろしくお願い致します!

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