「可愛くば、五つ教えて 三つほめ 二つ叱って よき人となせ。」／ 今日の、ひとことvol.３７

江戸時代の農政家、二宮尊徳のものだと言われている言葉です。

わが子は、当然かわいいもの。

でも、かわいいと思うほど、しっかりしてほしいと願い、ついつい注意したりしかったりすることが多くなってしまいます。

毎日毎日怒ってばかり、という方も多いのではないでしょうか。

でも、怒るよりも先に、できることや、できなくてもやってみた姿勢などを見つけて、ほめてあげたいですね。

二つのことを叱ったら、それより一つ多い三つのことをほめてあげる。

そのくらいのバランスが、ちょうどいいのかもしれません。

『三省堂実用名言名句の辞典』,1994,三省堂発行,p.282,二宮尊徳

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