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公開 2018年02月08日  

語学、音楽、運動も!インテリ系ベルギーイクメンの子育てに、妻の本音は…?

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ベルギーのイクメンの中には、リテラシーが高すぎる人も…。「素晴らしい」と手放しで喜ぶにはちょっと…なエピソードをどうぞ!


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まいどおおきに、ベルギーで三姉妹を育てる大阪人のさとえみです!

ベルギーの様々なイクメンを紹介してきましたが、シリーズ3回目にして最終回。

(え…これシリーズだったんだ!と思う方も多いかもしれませんが)

ベルギーは、国として幼児教育に熱心というのもありますが、「親御さんが熱心」というパターンもよく見かけます。

今回ご紹介するのは、私が出会った中でも指折りのインテリ系(?)リテラシー&意識が高すぎる系イクメン。

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彼は、勤務時間などに自由がきく仕事をしているので、学校の送り迎えをしたり、行事によく参加したりします。

彼は自分の経験から「早期教育の重要性」を痛感しており、子どもにたくさんの言語を勉強させ、高価な楽器を習わせ、水泳にも通わせ…

ツリーハウスのある庭など、子どもがいつでもたっぷり遊べる環境を用意していて、友達を呼んでパーティーをよく開きます。

長期の休みには、2週間くらい海の家を借りて、家族と楽しく過ごすことも。

絵に描いたような「完璧な環境」を自分の意思と努力で作り上げている…!

そんなイクメンが…!

実在しているー!!!!!!

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だかしかし!!!

いくら「完璧に環境を整えた」とは言っても、あくまで自分と自分の子どものことだけを考えた設計で、彼のパートナーの心証はとても悪く…

私はよく、彼女の愚痴を聞くことになったのでした。

この他にも、

「子どもは言語を習っても話さない」

「広い庭と家を持ったことで、ローンはもちろん、掃除などのメンテナンスにもお金や時間もかかる」

「フルタイムで働いているため、家中の掃除をしきれなくて、実の両親に頼むほかない」

などなど、残酷すぎる現実…!


リテラシーは必要だとは思うんやけど、どうやろか。

何ごとも、ほどほどがええ…と、私は思いました。


次回からは、またうちの旦那ハーンの話に戻りたいと思います。

ほなまた!

※ この記事は2024年11月04日に再公開された記事です。

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