子どもが迷子になったらどうする！？その時に心がけたことと、交わした約束

長男は2歳前から、どこに行ってもちょろちょろする子で、片時も目も手も離せなかったのですが…。

4歳になってからは急に落ち着き、手をつながなくても、しっかりとついて歩くようになりました。

そんなある日、家族で大型のショッピングモールに出かけた時のことです。

広いショッピングモールに興奮する子どもたち。

しばらく遊ぶと、イヤイヤ期真っ只中の2歳次男がぐずり始めました。

私は泣きながらわがままを言う次男を抱え、

パパはすぐに入れそうなレストランを探していました。

パパが順番待ちのために急いで名前を書きに行ったので、

私はぐずる次男をあやしながら後に続きました。

そして…

私に聞くパパの足元を見ると、

長男がいない！

私は「私が次男の対応をしているから、長男はパパが見てくれている」と思い込み、

パパは「名前を書きに行く間、子どもたちはママと一緒にいる」と思い込んでいました。

焦って振り返るも、お昼時のレストラン街は人でいっぱい…。

たくさんの人の間から、ひょっこり姿を現してくれるんじゃないかと期待しましたが…

どんなに名前を呼んでも出てきません。

そう思った私は、探しに行こうとするパパに次男を渡し、こんなことを心がけながら長男を探しに行きました。

この時私は、長男がもとの場所に戻ってきた時のために、パパには動かずに待機してもらうようお願いしました。

でも…

呼んでも呼んでも、長男は見つかりません。

焦る気持ちをぐっとこらえて、

長男がすぐに私に追いつけるように、なるべく走らないことも心がけました。

「ママ」と言う子どもの声が聞こえる度に止まって確認しましたが、

何度そのような声を聞いても、同じような格好の子を見かけても、長男ではありません。

探し始めてまだ3分ほどしか経っていませんが、嫌なことばかりが頭の中をよぎります。

血の気が引いて、頭が真っ白になっていくのが分かりました。

お願いだから大きな声でママを呼んで！

店員さんに迷子だと言って！

足が震え、

泣きそうになりながら震える声で長男の名前を呼び、

館内放送をかけてもらおうと、急いでサービスデスクへ駆けつけました。

すると…

サービスデスクの後ろで、お絵かきしている長男を発見！

泣きながら走っていたところ、お店の人が保護してくれたとのことでした。

長男はケロっとした表情で座っていましたが、私を見てシクシク泣き出しました。

急に1人になって怖かったね…。

迷子になっていたのは、たったの5分ちょっと。

でも体感としては1時間にも2時間にも感じ、生きた心地がしませんでした。

今回の出来事は、「大人が2人いるからと」安心して目を離してしまった私たちの責任。

私たちがこれまで以上に注意して、子どもを見るのはもちろんですが、

出かける時には

・その場から動かない
・大きな声でママを呼ぶ

の「迷子になった時の約束」を、子どもに必ず伝えるようにしています。