はじめてのリュックをもらった日のこと。
はじめて背負わせてみて、かわいさにほほえんだ時のこと。
言葉が遅くて悩んだ日々や、療育へ通う決心をした時のこと。
楽しいお出かけで使うはずだったリュックが、こんな形で引っ張り出されたことや、
このリュックを背負って、私の知らない所へ行ってしまうような不安…。
一瞬で過去を思い出し、これから先のことを考えて、鼻の奥がつーんとなりました。
友だちに「遊ぼ」って言えない息子…心配しすぎていた自分を、少し恥じた。
その笑顔が嬉しくて頼もしくて。...