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公開 2018年11月13日  

ちまたでウワサの「陣痛ジンクス」を試してみた!<投稿コンテストNo.84>

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正期産に入り、陣痛ジンクスを試したNakoさん。その結果…


>【第一話】から読む

全く産気づかない…!


大した悪阻もなく順調だった妊娠期間。

里帰りをした妊娠後期になって腰痛&むくみがひどくなりました。

そのため正期産に入ったらすぐにでも産みたい……と思っていました。

でも38週の健診で、「全然まだだね~また来週!」と先生に爽やかに言われてしまい、アレを試す決心をしました。

そう…アレとは……

陣痛ジンクス!!

1. オロナミンCを飲む
2. カレーを食べる
3. 階段昇降
4. お尻歩き&ストレッチ

ちまたでウワサの「陣痛ジンクス」を試してみた!<投稿コンテストNo.84>の画像1


検索したら色々でてきたのですが、「陣痛ジンクスなんて気休めだもんね~」なんて言いながら、とりあえずこの4つを試してみることに。

ところが、その日の夜中3時、違和感を感じてトイレへ。

なんと破水していました。

病院に電話をし、母を起こして病院に連れて行ってもらいました。

LDR(陣痛分娩室)に入ったときは破水しているものの、陣痛はまだまだ生理痛くらいの痛みで母とおしゃべりする余裕がありました。

旦那はその日は仕事で翌日に休みを取っていたので、とりあえず破水したことをメール。

当然夜中なので寝ていて、起きた旦那は大慌て!

旦那から返信がある頃には私に余裕がなくなっていて、母と連絡を取り合ってもらいました。

仕事の調整ができたらしく、「12時くらいには病院に来てくれるって!」と母に言われましたが、私はそんなことを気にする余裕はなく……「お母さん!そんなことより腰押してー!!」と叫んでいました(笑)。

赤ちゃんの心拍が…


元々痛みに弱いタイプだったので、陣痛の痛さに過呼吸気味になってしまい、酸素マスクを付けられました。

ただこの酸素マスクが更に苦しいという悪循環。

私がちゃんと呼吸できないことで赤ちゃんも苦しくなってしまい、心拍が弱まってしまいました。

この時点で子宮口4cm。

そこで先生に、「子宮口開くのを待ってもいいけど、安全を考えて帝王切開した方がいい」と言われました。

そのあと術式やら麻酔についてやらの説明を受けましたが、陣痛の痛みで「今それどころじゃ……」と思いつつ、震える手で署名したのを覚えています。

痛いと聞かされていた背中からの麻酔も陣痛の痛みで感じず、麻酔が効いてからあっという間に赤ちゃんの泣き声が!

視界は手術室の天井と2人の先生だけでしたが、泣き声を聞いた瞬間に涙が出てきました。

助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれて、抱っこはできませんでしたが2ショットを撮ってくれました。

そのあとは麻酔で眠らされたのですが、その間にギリギリで到着していた旦那と実母・実父が抱っこして写真を撮っていました。

出産の奇跡と、もうひとつの親孝行な奇跡


出産を振り返るとなんともヘタレな私でしたが、無事に我が子を抱くことができ、幸せでいっぱいです。

ただ一つだけ言えるのは……

陣痛ジンクスは1日1個にしておけばよかった…ということ。

まさか本当に陣痛がくるなんて、と今では笑い話です。

ちなみに陣痛ジンクスで有名な「焼肉を食べる」というのは、翌日に食べに行こうと思っていました。

その前に産まれたので、焼肉はしばしおあずけになりました。残念…(笑)。


そして、無事に産まれてきてくれたことの奇跡の他にもう一つ奇跡が!

産まれた日は、なんと実母の誕生日でした!

誕生日に夜中から起こされ、マッサージさせられ、大変な誕生日になりましたが、「最高の誕生日!!」と喜んでくれたので、よかったです。

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そんなバタバタの出産を終えてから、早3ヶ月。

我が子は今日も元気です!


ライター:Nako

※ この記事は2024年10月15日に再公開された記事です。

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連載「第一回 記事投稿コンテスト 『出産』」 #84
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