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公開 2015年05月11日  

子どものことを褒められたとき、「ありがとう」って素直に受け止めてますか?

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周りの人に子どものとこを褒められると、ついつい謙遜してしまいませんか?実はそんな親のやりとりに子どもは傷ついていたりするんです。


褒められてるのになぜ謙遜してしまうのか?

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日本人は、「謙遜」することが素敵なことと考えられていることが多いのではないでしょうか。



誰かに褒められたり、羨ましがられても

ついつい謙遜して「そんなことないよぉ」って否定してしまいがちです。



これが自分自身のことであれば、自分の心の中だけの問題なので

謙遜しながらも、嬉しく思えるのですが

子どものこととなると、ちょっと違うんですよね。





お母さんとしては、先生や周りのお母さんに自分のことを褒められて

本当はすごく嬉しいと思ってますし、誇らしく感じたりもするでしょう。



だけど、それを「そうでしょう!?」なんて答えちゃうと

自分の子どもを自慢して嫌な母親って思われるかもしれないし



本当は社交辞令でお世辞を言っただけなのに

真に受けて「残念な人」って思われるんじゃないかとか

親バカだってバカにされるんじゃないかって思ったり



ついつい余計なことを考えて、謙遜して

自分の子どもを否定するような返事をしてしまいがちです。

子どもはそんなお母さんの言葉に傷ついています

「うちの子なんて、大したことないわよぉ」

「うちの子なんて、全然ダメよぉ」

「うちの子なんて・・・」



と言ってしまっていませんか?





ついつい謙遜して、自分の子どもの「ダメなところ」を挙げて

ダメな子「自慢」をしちゃってませんか?





でも、これって実は子どもにとって

すごく傷つくことだって気づいていましたか?





先生や周りのお母さんに「すごいわね」って褒められても、

一番褒めてほしい相手であるお母さんが

「そんなことない」って否定してたら、そりゃショックですよね。





「お母さんは自分のことダメだって思ってるんだ」

「お母さんは、あれじゃダメだと思ってるんだ」

「お母さんにとって、自分はダメな子なんだ」



こうやって傷ついて、自分に自信がなくなって

自分に価値を感じられなくなってしまう子どももいます。





「そんなの挨拶なんだから」

「本当はそんなこと思ってないわよ」



って、いくらお母さんがあとから繕っても

子どもには通じません。





「家では『すごいね』って言ってくれてたのに

 本当は、そう思ってなかったんだ」



って、お母さんのことを信じられなくなってしまったって

子どもも実際にいます。

子どものいいところは素直に認めてあげよう

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もしかしたらお母さんは、

自分の子どもを自慢するようで良くないんじゃないかって思ってるのかもしれませんが

褒められたなら、そのまま素直に受け取めてみてはいかがでしょうか。





だってどんなお母さんだって、本当は

「我が子が一番」って思ってるんですから。





だから誰かに褒められたら

「ありがとう」って素直に受け止めればいいんです。



過剰に自分の子どもを自慢しなくても

その「ありがとう」だけで、

子どもだって、お母さんは自分のことを認めてくれてるって

感じることができるんです。





そして、褒めてくれた相手のお子さんを褒めるときは

自分の子どもと比べたりするのではなく

その子自身をそのまま褒めてあげればいいんです。



「うちの子も〇〇ちゃんくらいできればいいのに」

「うちの子にも見習ってほしいわ」



みたいな余計なことは言わないことです。





自分の子どもも、他の子どもも

誰かと比較して褒めたり、叱ったりするのではなく



その子自身をしっかり受け止めてあげることが

一番大事なことです。





子どものいいところはどんどん認めてあげて

褒めてあげられる大人でいてあげてください。

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