赤ちゃんのベビーゲートはいつまで必要?安いもの・手作り方法も紹介
6,837 Viewハイハイを始める生後8ヶ月ごろの赤ちゃんにとって、階段上や階段下など家の中は危険がいっぱい。そんな時に役立つのがベビーゲートです。安全に遊び場を確保できるベビーサークルや、通路の幅によって拡張できるワイドタイプのベビーゲート、値段が安いものなど様々な種類が出ています。赤ちゃんをケガや事故から守るベビーゲートや安全グッズ、手作りゲートの作り方などご紹介します。
赤ちゃんのベビーゲートってどんなところに取り付ける?
ママが大丈夫だと安心していても、赤ちゃんは好奇心旺盛です。
ハイハイをし始めると興味のある方向へ向かい、赤ちゃんは予想もつかない行動をとることも。
そんなハイハイの時期に危ない場所へ赤ちゃんが入れないよう、ガードしてくれるのがベビーゲートです。
ちょっと目を離したすきに赤ちゃんがケガや事故に・・・なんてことがないよう、ベビーゲートをしっかり取り付けて、赤ちゃんを危険から守ってあげましょう。
では、赤ちゃんが危険な目に合わないように、どんな場所にベビーゲートを取り付けたらよいでしょうか?
階段上
赤ちゃんが誤って転落してケガをするなど、家の中で最も危険な場所が階段上。
赤ちゃんが階段から落ちてしまわないように、階段の幅に合わせることができるワイドタイプなど、階段上に合ったベビーゲートを取り付けます。
危険な方には開かない片開き機能や、より強力にベビーゲートを取り付けることができるネジ止めタイプなどがあります。
赤ちゃんがベビーゲートにもたれかかったとしても動かない、固定できるベビーゲートを選びましょう。
階段下
赤ちゃんがハイハイし始めると、赤ちゃんの目の前にある階段はつかまり立ちしたり、上りたくなる好奇心の対象です。
ハイハイしたばかりだから、階段なんて上れないはずと思っていても、赤ちゃんの成長は予想以上に早いです。
階段下にも油断は禁物です。
階段下は、赤ちゃんが勝手に上っていかないように、階段を手前からしっかりベビーゲートでガードしましょう。
階段の幅や形に合わせて、置くだけのタイプや突っ張るタイプ、ワイドタイプなど種類もさまざまですので、それぞれの家に合わせたベビーゲートを設置しましょう。
キッチン
ママの出入りが一番多く、火や刃物を扱うので、赤ちゃんにとって危険なのがキッチン。
調理中に赤ちゃんが入ってきたら、やけどやケガにつながりかねません。
また、まだ引き出しや扉は開けられないはずと思っていますよね。
でも、何かの拍子に引き出しや扉が開いてしまったら、包丁や重いフライパンなどが落ちてくるといった赤ちゃんにとって危険なことがたくさんあります。
キッチンの出入り口にしっかりベビーゲートを設置し、赤ちゃんが入り込むのを未然に防ぎましょう。
ベランダ
窓から外が見えると、お外が大好きな赤ちゃんは、興味がそちらに向いてしまいがちです。
ママの気づかない間にベランダに出てしまって赤ちゃんが事故に、なんてニュースもありますね。
洗濯物を干すなどよく行き来するベランダには、ママも煩わしくなくワンタッチでスムーズに操作できる開閉式のベビーゲートを設置しましょう。
玄関
玄関も赤ちゃんのためにガードしておきたい場所のひとつ。
玄関とたたきの段差からの落下や、玄関から赤ちゃんが一人で出ていってしまうことも考えられます。
部屋の間取りが玄関に出やすいのであれば、玄関前の廊下などにベビーゲートをしっかり設置しましょう。
浴室や洗面所、トイレといった水回り
赤ちゃんや幼児の事故で最も多いのは水による事故です。
最近のユニットバスは湯舟が低い位置にあるため、頭の重い赤ちゃんは覗いただけで、湯を溜めておいた浴槽に落ちてしまいます。
また、赤ちゃんがドラム式洗濯機の中に誤って入り、窒息してしまうなどの事故も増えています。
水回りにつながる廊下自体にワイドタイプのベビーゲートを設置するなど、家の間取りに合わせてベビーゲートの設置を考えてみるとよいでしょう。
テレビやパソコンをはじめとする電化製品の周辺
テレビやDVDプレーヤー、パソコンなどの周辺は、赤ちゃんがむやみにさわると故障や紛失、小さな部品を赤ちゃんが誤飲してしまう、なんてこともあります。
また、赤ちゃんがコード類を噛んだり、コンセントの差込口に指を入れてしまって、感電ややけどしてしまう事故も聞かれます。
赤ちゃんに近付いてほしくない電化製品の周辺にもベビーゲートを設置すると安心ですね。
もしくは赤ちゃん自体をベビーサークルに入れて、テレビやパソコンなどの電化製品に近付けさせないのも一つの方法です。
ベビーゲートには設置場所・用途によって種類がある
ベビーゲートには、設置場所や用途によってさまざまな種類があります。
扉の開け閉めの仕方や、設置方法など家の形状にあったベビーゲートを選ぶ必要がありますね。
どんなベビーゲートがあるのか見ていきましょう。
突っ張るタイプ
〈メリット〉
・女性でも取り付けが簡単
・比較的安く購入できる
〈デメリット〉
・通路や階段前などの両側に壁がある場所でしか使用することができない
・ベビーゲートには扉がついていないので、赤ちゃんは通れないが、大人はまたいで通行しなくてはいけない
ドアを開け閉めするタイプ
〈メリット〉
・開扉ボタンで押して、簡単解錠可能
・両開き、片開きタイプがある
・ベビーゲートの拡張フレームによってワイドな間口に合わせて幅を広げられる
〈デメリット〉
・ドア設置による段差がある
・ベビーゲートの取付けがしっかりしている分、壁に傷がつきやすい
ロールネットタイプ
〈メリット〉
・バリアフリー
・赤ちゃんがぶつかっても衝撃が少ない
・ベビーゲートの引き延ばし角度が自由なので、斜めの間口でも設置可能
〈デメリット〉
・桟のないところにベビーゲートを設置すると壁面を破損する
・階段上に設置する場合、降り口すぐのところにベビーゲートを設置すると、赤ちゃんが転げ落ちる原因となる
置くだけタイプ
〈メリット〉
・ベビーゲートを置くだけの簡単設置
・ベビーゲートの持ち運びに便利(いろいろな場所で使える)
〈デメリット〉
・ベビーゲートを押せば移動してしまう
・階段上には設置できない
間仕切りタイプ
〈メリット〉
・ベビーサークルのように仕切りたいところによって自由に形を変えられる
・ベビーゲートをいろいろな場所で使える
〈デメリット〉
・場所をとる
赤ちゃんにぴったりなベビーゲート&安全グッズを探そう!
赤ちゃんの安全を守るのにおすすめのベビーゲート。
危険な階段下や階段上に設置するベビーゲートやお手頃な西松屋のベビーゲート、赤ちゃんも安心な安全グッズも一緒にご紹介します。
日本育児 ベビーゲート スマートゲイト II
幅木対応の扉開閉・ダブルロックの突っ張り式ブローゲートです。
手動で確実にロックする”安心ロックスイッチ”やドアを開けたまま留められる”スルッとドア”、つまづきを軽減する”ステップカバー”といった機能を搭載。
家の中の危険から大切な赤ちゃんをしっかりガードします。
〈サイズ〉取付け幅67~91cm×奥行3×高さ91cm
〈セット内容〉本体、拡張フレーム2本、ステップカバー、取り付けボルト4本、ネジ4本、両面テープ4枚、指つめ防止キャップ2個
〈カラー〉ブラウン、ミルキー
お値段の価値有りで追加購入。
日本育児 ベビーゲート ふわふわとおせんぼ キッズセーフ Sサイズ
ビス留不要な突っ張り式のまたぐタイプのベビーゲートです。
メッシュネットで赤ちゃんもゲートの向こうが見えて安心。
高さは60cmで赤ちゃんは「とおせんぼ」、ママにはまたぎやすいサイズです。
回すだけのグリップで、取り付けも簡単。
ほかにもMサイズ、Lサイズがあります。
〈サイズ〉取り付け幅65~90cm×奥行3×高さ60cm
〈セット内容〉伸縮ポール2本、サイドポール2本、ネット1枚、壁面アタッチメント4個
赤ちゃんの事故防止のためにとても役にたっています!60センチあるので、10カ月でつたい歩きをしている赤ちゃんでは乗り越えることができません。身長154センチの私は少し気をつければまたぐことに問題ありません。
西松屋 SmartAngel シンプル ベビー フェンス M
グリップを回すだけで突っ張り、簡単に取り付けることができるシンプルな西松屋のベビーフェンスです。
メッシュ素材なので、赤ちゃんもママも向こう側が見えて安心です。
ママが簡単にまたげる高さですので、使いやすく安心です。
〈サイズ〉取付可能幅/90~130cm
〈カラー〉ブラウン
子供が歩きだすようになり、どこでも行くようになってしまったので急遽購入しました。
早い配送大変助かりました。
突っ張り棒式のフェンス、組み付け取り付け簡単で楽です!
取り外しも簡単です。
JTC グレイッシュベビーゲート
左右を突っ張ることで設置するベビーゲートです。
扉は前後どちらにも開閉可能。
オートクローズ機能が付いているので自動で閉まります。
トリプルロックシステム採用で赤ちゃんも安心・安全です。
別売のオプションパネルを組み合わせると、取り付け方の幅が広がります。
〈サイズ〉オプションパネルの組み合わせで最大160cmまで取り付け可能
〈セット内容〉ゲート本体、サイドパネル、ボルトセット、スロープ
完璧!求めていた機能がすべて揃っている。
リッチェル Richell 木のオートロックゲート
オートクローズ&オートロックドアで、ロック掛け忘れの心配がないベビーゲートです。
あたたかみのある木製なので、インテリアにもなじみます。
ドアを90度開くと開放状態をキープできますので、赤ちゃんがいないときはそのまま使えて便利です。
〈サイズ〉69×5×83 cm
〈カラー〉ダークブラウン、ベージュ
頑丈です!使い始めてだいぶ経ちましたが、まったく壊れる要素もなく頑丈で助かってます!
西松屋 SmartAngel コーナーガード
ソフトなクッションがとがった角をカバーしてくれるコーナーガードです。
赤ちゃんを家の中の危険から守ってくれます。
粘着テープで簡単に貼ることができるので、気軽に使えて便利です。
〈サイズ〉約5cm×5cm
〈セット内容〉コーナーガード2個
〈カラー〉アイボリー・ブラウン
強力なクッションで剥がれにくい。カラーボックスの角に使用してます。見た目はボコッと盛り上がってますが、上から叩いても角に当たってるような感じがなく、子供の怪我防止になるので気になりません。
リッチェル ベビーガード はがせる多目的ストッパー
赤ちゃんが開けてしまわないように、引き出し、開き戸、引き戸、冷蔵庫のドアなどをロックする多目的ストッパーです。
のり残りしにくい特殊な粘着テープを使用し、簡単に取り付けることができます。
はがすときもきれいにはがせます。
用途に合わせて、2段階(9cmまたは10.5cm)に長さ調節が可能です。
〈サイズ〉長さ調節/9cmまたは10.5cm
〈セット内容〉多目的ストッパー2個
〈カラー〉ホワイト
冷蔵庫や戸棚などに使っています。組み立てが簡単ですぐ使え、丈夫でいいです。
小さい子供がいる家庭には必需品だと思います。
赤ちゃんのベビーゲートは手作りできる
ここまで、ワイドタイプや値段の安いタイプ、設置の仕方もさまざまなベビーゲートをご紹介してきました。
でも、「なかなかぴったりのサイズがないのよね」とか「赤ちゃんの時期だけだし。そんなに長い間使わないのに買うのはもったいないかも」と考えているママもいるかもしれません。
筆者もそういう一人で、テレビ周り用のゲートでちょうどいいものがみつからず、手作りしました。
手作りと聞くと、「たいへんそう!」と感じるかもしれませんが、作ってみると意外と簡単。
材料も全て100均で揃います。
<材料>
・フェンス
・結束バンド
・ニッパーもしくはハサミ(結束バンドをきるため)
・金属ステー
作り方は以下のConobieのリンクを参考にしてくださいね!
どんなサイズ調整でも可能なことはもちろん、市販品のベビーゲートに比べると安くできますし、使い終わった後は解体して他の用途に使い回すことができますよ。
ベビーゲートで赤ちゃんと家族の笑顔を守りましょう
赤ちゃんは元気に成長していく分、どんどん移動範囲も動きも活発になり、階段上や階段下など家の中とはいえ注意しなくてはいけない場所が増えていきます。
ベビーサークルやお値段の安いものなど、ささまざまなタイプのベビーゲートがあるので、その中でもサイズや用途に合わせた、我が家に、赤ちゃんにぴったりのベビーゲートを用意しましょう。
市販のベビーゲートにぴったりのサイズがなくても大丈夫です。
自分で手作りすることができるので、赤ちゃんのためにぜひ手作りにチャレンジしてみてください。
ママも赤ちゃんもいつも笑顔でいられるように、ベビーゲートで安全と安心を確保しましょう。
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