年々早まるランドセル選びですが、早ければ入学1年前の春休みに下見、5月頃から販売予約がスタートします。
この前まで赤ちゃんだった子どもが、もう小学生!
小さな体で背負うランドセル姿は、親としても楽しみなものです。
しかし。
キラキラしたものが大好きな娘は、「キラキラの模様がついた、水色のランドセルにしたい!」
6年間飽きずに持って欲しい私は、「飽きのこない、シンプルな赤色や茶色にして欲しい!」
と全く好みが異なりました。
ちなみにランドセルは祖父母からのプレゼント。
祖母は「女の子のランドセルと言えば赤」というイメージしか持っていなかったので、いろいろな色のランドセルに正直戸惑っていたようでした。
「今の私は、水色がいい!」娘の訴えにハッとしたランドセル選び
40,016 View年々早まるランドセル選び。最近では入学前の5月頃から予約が始まります。我が家でも娘が年長の5月頃から「ランドセルの色決めた~?」とママ友間で話題に。そんな時よく耳にしたのが「娘は水色がいいみたいなんだけど、私は茶色にしてほしいのよね」という「ラン活」色問題です。
私と娘の好みの違い
娘に言われてハッとした一言
ランドセルを買いに行くまでに、何度も娘に
「本当に6年生のお姉さんになってもキラキラのランドセル持てるん?」
「シンプルな色のほうがいいと思うけどなぁ。」
など、今思えば娘を追いつめるような質問や言い回しをしてしまっていました。
そんな時に娘に言われた一言。
「お姉さんになった時のことなんか、今の私には分からない!今の私は水色がいいの!」
娘の意見を聞いて、思わずハッとしました。
ランドセルを楽しみにしているのは、親だけではありません。
本人が一番ワクワクしているはずです。
しかも、6年間、実際に持つのは娘、本人です。
自分の考えを押し付けてしまったことを反省し、ここは娘の考えを尊重しようと思いました。
我が家の解決策
そこで私は娘と改めてじっくり話し合うことに。
色は自分で決めていいと伝えると、娘はほっとしたような表情をしてくれました。
私もネットで検索し、ランドセルに貼れるキラキラの刺繍シールが販売されているという情報をキャッチ。
そこで、ランドセルの色は娘が決め、キラキラの刺繍は取り外し可能なシールを選ぶことにしました。
2人の意見の折衷案という感じです。
シールを貼るので、本体はシンプルなものがいいと思い、シンプルなランドセルのみが販売されている工房で買うことに。
祖母には娘の意見を尊重したい旨を伝えておき、祖母・私・娘でお店に行き、娘に好きなものを選んでもらいました。
水色にすると決めていた娘ですが、実際に背負ってみるとどうもしっくりこなかったよう。
いくつか試してみた結果、想像もしていなかったワインレッドが気に入り、即決しました。
刺繍シールも好みのものを見つけ、皆が満足するランドセルを購入することができました。
「子どもも意思を持っている」と再認識
改めて、子どもにもちゃんと考えがあることを痛感した、今回のランドセル選び。
そのことに気づかせてくれた娘に成長を感じました。
ちなみに年々早まるランドセル選びですが、引っ越しなどが重なり、結局我が家が購入したのは10月。
職人さんが手作りする一部の工房では、売り切れになったものもあったようですが、お店を選ばなければランドセルの購入は十分間に合いました。
「子どもが自分の意見を聞いてくれない!」「早くしないとランドセルの予約が始まっちゃう!」など、親の気持ちは焦りがち。
でも、ニコニコ楽しそうな笑顔でランドセルを背負う娘の姿を見て、焦る必要は全くなかったなと感じました。
子どもの好みや考えもしっかり聞いて、親子ともに満足できるランドセル選びができて良かったなと改めて思っています。
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