その日は、母が産まれたばかりの妹と退院してくる日だった。
みんなで妹につける名前を考えるべく、家族会議が開かれていた。
しかし私は楽しくこの会議に参加できなかった。
なんだか寂しい気持ちでいたのだった。
妹ができて寂しかった私。ほんの少し「お姉ちゃん」になれた日のお話。
33,576 View妹が産まれたのは、私が4歳のとき。その日のことは、今でもよく覚えている。
妹を迎えた日
お姉ちゃんになるのは嬉しいことなのだろうか?
当時の私にとっては「母の膝の上にのる権利」を、奪われてしまったような気持ちだった。
いったい、いつ「お姉ちゃん」になったのか…?
私が5歳のとき。
「お姉ちゃん」と呼ばれて1年がすぎた頃。
妹がふいに立ち上がり、一歩二歩と歩き出した日の衝撃を覚えている。
畑に居る母を呼びに行くべきか?
このままではやがて転ぶであろう妹を支えるか?
非常に迷ったのだった。
きっとこの時に、私はもうほんの少し「お姉ちゃん」になったのではないだろうか、と思うのだ。
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