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公開 2015年05月20日  

材料2つ!赤ちゃんにオススメ便秘解消レシピと便秘解消アドバイス♪

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離乳食を始めると便秘になってしまうことが多いです。どうして便秘になりやすいのか、便秘になったら、どう対応したらいい?そんな疑問にお答えします!

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=6056253396

便秘かな?と思ったら

日々成長するお子さんの体調について、一番わかりやすいのが「便」です。便は健康状態を表し、回数や硬さ・色などで判断することが出来ますが、赤ちゃんの場合、回数や硬さで便秘と判断するのが難しいです。母乳だけで育っている乳児期は、水分しか摂らないので便が固まらず腸内環境もキレイなままなので、便秘になる子は少ないです。しかし、粉ミルクの場合、含まれているオリゴ糖や乳糖の割合が種類により違います。



お子さんの体に合わず便秘や下痢になる子もいます。いろんな種類の粉ミルクを試して、お子さんに合うものを見つけてあげましょう。個人差があるので「〇日出なかったら便秘」という決まりもありませんし、赤ちゃんは、自分で「お腹が張る・・・」なんて言えませんが、何かサインを出しています。いつもと違う様子が見えるかもしれませんので注意して見てあげてください。



【赤ちゃんが出す便秘のサイン】

・普段より便が出る日数が空いている

・機嫌が悪く、泣いてばかりいる

・食欲がない

・お腹の上から触ると張っている

・うんちの時に泣く



このような様子が見られたら便秘かもしれません。自己判断せず、かかりつけの小児科へ行きましょう。

離乳食と便秘

今まで1日1回便が出ていたのに、離乳食が始まると3~4日に1回!?心配になるほどの便秘になってしまう子が増えます。原因の一つとして、今まで母乳やミルクを飲んでいた時間に離乳食を食べるので水分量が減ってしまうからです。離乳食を始めたら白湯や麦茶など水分補給を心掛けましょう。



離乳食は水分が多く消化しやすいメニューですが、やはり圧倒的に水分量が少ないです。赤ちゃんにとって初めて母乳やミルク以外の固形物が体の中に入り、消化吸収ができるように練習をします。消化機能や便を押し出す筋肉も未熟なので体が慣れるまで便秘になることもあります。だからと言って、離乳食をやめる必要はありません!3回食になると、栄養の中心が母乳やミルクから食事に変わっていきます。続けていくことで体が離乳食に慣れて便秘も解消していきます。



離乳食以外の原因として、雑菌も関係があると言われています。産まれたばかりの赤ちゃんは、腸内環境がとてもキレイで善玉菌しかありません。成長すると共に、おもちゃを舐めたり離乳食と一緒に雑菌が体内に入り、腸内で繁殖し便秘になってしまいます。なるべく薬を使わずに便秘を解消してあげたいですね。

便秘の予防に効果がある離乳食

2日に1回、3日に1回必ず便が出るなら、それがその子のリズムなので心配はいりませんが、便秘にならないように「予防」も必要です。離乳食は、母乳やミルクに比べて水分量が少ないので、スープを飲ませたりさつまいもやバナナ・ヨーグルトも便秘予防に効果があります。また、離乳食を毎日同じ時間に食べさせることで生活リズムが整い、便通のリズムも整ってきます。



起床時間・お昼寝の時間がずれて同じ時間に食べさせることが難しい日もあると思いますが、なるべく毎日同じ時間に食べさせられるようにしてあげましょう。また、運動量も便通と関係があります。ずり這いやハイハイをするようになったら、充分に動けるスペースを作って体を動かしてあげるといいですね。

離乳食の便秘解消レシピ

便通をよくする食材は食物繊維や海藻類が代表的ですが、離乳食に適したものは「オートモール・さつまいも・ほうれん草・果物・乳製品」などです。また、オリゴ糖も効果があるので白湯に少し溶いて飲ませたり、離乳食に使うのもオススメです。今回は、さつまいもとりんごを使った、ゴックン期から食べられるレシピをご紹介します。



【さつまいもアップル】

<材料> 

・さつまいも   3cm程度の輪切り

・りんご     1/8個

<作り方>

①さつまいもを茹でて潰す(ゴックン期は裏ごしをする)

②すりおろしたりんごをレンジで30秒加熱

③①と②を混ぜ合わせて完成



とても簡単に出来ますし、冷凍保存も可能です。便秘予防にもなりますので、普段の離乳食のレパートリーに加えてくださいね!

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