まいどおおきに!
偶然&こじつけやけど、「さとう」という甘い名前をもつ系オカンです。
今回は、子育てに「甘さ」は必要か?という話です。
というのも、オカンの幼少期は全然「甘くなかった」からなんですよね〜。
こんな環境に育った私。
でも、チョコレート王国ベルギーの人と結婚してベルギーで子育てをしていると、1歳ごろからチョコミルクを飲ませるご家庭もありますし、我が子もイースターにたまごの形をしたチョコレートをもらってくるしで…その落差にクラクラしていました。
しかし!
自分のとある「事件」を思い出し、今では「まぁ〜、ありっちゃありか」と考え直したのです。
それはオカンが8歳か9歳の頃、なぜか1人で留守番をしていた時に起こりました。
甘いものに飢えていた小さいオカンは「甘いもので、食べてもバレないもの」を探しました。
お砂糖やコーヒーにいれる粉末ミルクはよく使うので、量が減っていれば一目で分かってしまいます。
以前、家族がいる日に食べてこっぴどく叱られたことがあるので、きっと家族もチェックするでしょう。
それ以外で何か…!
何かないか…!甘い何かは…!
手に取ったのは、糖衣の風邪薬でした。
これなら風邪を引いた時にしかビンを開けないので、減っていてもバレない!
…そう思った幼少期のオカンは、風邪薬をひとつとって口にしました。
そうしたら、あまりの甘さに感動して手が止まらなくなり、一瓶全部なめつくしてしまったのです…。
その時の風邪薬には眠くなる成分が含まれていて、なめているうちにだんだんウツラウツラとなり、フローリングの上で倒れるような形で寝てしまっていて…。
一歩間違えば、重大な事故になる案件でした。
この時は大事には至りませんでしたが、子どもの手の届くところに薬を置いておくのは本当に危険です。
気がつくと自分はフローリングにうつ伏せになっていて、あたりは真っ暗だったのでギョッとしたのを覚えています。
あの頃は、甘いものを口にすると本当に厳しく怒られていたので、後から親に報告することすらしませんでした。
その後の記憶はあいまいですが、思い出すと今でもゾッとする事件。
そして、それと同じようなことが我が子に起きたらと想像すると…。
この話には賛否両論あるとは思うのですが、育児には多少の「甘さ」が必要やと思います。
それは育児される本人にとっても育児する人にとっても、です。
たまには、子どもも自分も甘やかしましょう。
ほなまたね!