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公開 2020年05月03日  

妊娠超初期、15の症状をチェック!妊娠検査薬を使うタイミングも

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妊娠の可能性がある時、いつもとは違う体調に「もしかして妊娠?でも、勘違いかもしれないし…」と迷ってしまうことがあるかもしれません。妊娠超初期の体調の変化ははっきりとせず、なかなか分かりにくいもの。個人差もあるので、判断が難しいものです。そこで今回は妊娠超初期に起こりやすい15の症状をご紹介します。


目次 妊娠超初期はいつからいつまで?
妊娠したかも?妊娠超初期の症状をチェック
妊娠兆候はいつから出るの?
妊娠兆候と生理前症状はどう違う?
妊娠検査薬を使うタイミングは?
産婦人科に行くタイミングは?
妊娠の可能性があるときに気をつけたいこと
不安なことがあれば、早めに産婦人科を受診しましょう

妊娠超初期はいつからいつまで?

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そもそも、「妊娠超初期」はどの期間のことをいうのでしょうか。

厚生労働省は、妊娠を「妊娠初期(~13週6日)、妊娠中期(14週0日~27週6日)、妊娠後期(28週0日~)」の3区分に分けています。

最終月経初日を「0週0日」と数え、妊娠2週目ごろが排卵日、妊娠3週目ごろが着床時期といわれています。

医学的には「妊娠超初期」という呼び方はないのですが、妊娠に気づかず、自覚症状がほとんどない時期を「妊娠超初期」とよぶこともあるようです。

この時期は妊娠検査薬を使用しても、正確な反応が出ないことが多いようです。人によっては、「体調がいつもと違う。もしかして…」と気付くこともあるでしょう。


妊娠したかも?妊娠超初期の症状をチェック

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妊娠すると、体にはどのような変化が起こるのでしょうか?

妊娠超初期に起こりやすいといわれている15個の症状をご紹介します。


1.生理が遅れる


妊娠超初期症状として、まず生理が遅れることがあげられます。

とはいえ、生理が遅れる理由は妊娠以外にもあります。たとえば過度の運動やストレス、ダイエットなどでも生理が遅れることはあります。

妊娠以外にこういった可能性も考え、不安な事があれば受診を考えましょう。


2.眠気が強まる


妊娠初期に増えるホルモンである「プロゲステロン」の影響で、超初期の段階でも「いつもより眠い」「やたらと眠気がくる」ということがあります。


3.食欲がなくなったり、増えたりする


妊娠初期には、食欲や食の好みの変化があらわれることがあります。

超初期の段階から、普段より食欲がなくなったり、逆に食欲旺盛になる人も。

普段は好まない食べ物をやたらと食べたくなる、という人もいます。


4.匂いに敏感になる


今まで平気だった匂いが気になるようになったり、気持ち悪く感じたりと、匂いに敏感になることがあります。


5.めまいや立ちくらみが起こる


人によってめまいや立ちくらみが起こることがあります。

これは貧血や自律神経の乱れによるものですが、長続きするようなら医師に相談しましょう。


6.少量の出血がある


妊娠超初期に少量の出血が起こる人がいます。

これを着床出血と言います。

着床出血は、受精卵が子宮内膜に着床する時期に起こりやすくなります。

だいたい排卵日から2週間後くらいに起こるといわれています。

色は明るいピンクや暗い茶色が多く、生理開始予定日の数日前から、長い人で3日間起こることもあります。


7.なんとなく熱っぽい


妊娠超初期に、いつもより熱っぽいと感じる人もいます。

女性は周期的に低温期と高温期がありますが、妊娠初期は高温期になるため、微熱があるように感じます。

妊娠中期には落ち着いてきます。


8.イライラしたり気分が落ち込んだりする


急激なホルモンバランスの変化が起こる妊娠超初期には、何かとイライラしたり、気分が落ち込むということもあります。

感情のコントロールをしにくいと感じる人もいるでしょう。


9.頻尿になる


妊娠すると体内の水分量が増加し、腎臓の機能が高まります。

妊娠前よりも頻尿になることがあるようです。


10.頭痛がする


ホルモンバランスの乱れにより、頭痛を感じることもあります。

他にも、不安やストレスなどさまざまな原因が考えられます。

頭痛が続く場合や、強い痛みや吐き気のある場合には、違う病気の可能性もあるのですぐに受診しましょう。


11.疲れやすく、だるく感じる


妊娠超初期には、普段より疲れやだるさを感じる人もいます。

体の変化が大きい時期のため、疲れを感じたら無理をせず、休むようにしましょう。


12.肌荒れがする


吹き出物やニキビができるなど、肌荒れもしやすくなります。

これは妊娠することでプロゲステロンの分泌が増え、肌の新陳代謝が鈍くなったり、皮脂分泌が増えるのが原因と考えられています。


13.おりものに変化がある


おりものは通常排卵日が近づくにつれ量が増え、排卵日を過ぎると量が減ります。

妊娠すると女性ホルモンの分泌が続くので、おりものが増えたままになりやすくなります。

ただし個人差や体調にも左右されるので、おりものだけで妊娠したと判断はできません。


14.腰痛になる


妊娠中に分泌されるホルモンの影響により、妊娠超初期に腰痛が起きやすい人もいます。

下腹部痛に似た痛みや、出血のある場合は、子宮外妊娠や流産の可能性もありますので受診しましょう。


15.下痢や便秘になる


妊娠中には、ホルモンの影響でお腹にガスが溜まったような張りを感じたり、便秘になる人、また逆に下痢の症状を訴える人もいます。


妊娠兆候はいつから出るの?

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最終月経初日を「0週0日」と数えます。

それからだいたい3週間後、つまり生理予定日の1週間前(平均で3週0日)頃に、最初の兆候を感じることがあるようです。

この時期、3週0日~4週0日の間に、受精卵は約5日~7日の時間をかけて、ゆっくりと着床します。

そのため、この着床時期に妊娠超初期の症状を感じる人もいるようですが、妊娠の兆候を全く感じないという人もいます。

妊娠が気になって検査薬を試したくなりますが、まだこの時期は妊娠の確認ははっきりできないことが多いようです。

多くの場合は、妊娠5週目頃より、妊娠の兆候を感じる人が増えてきます。


妊娠兆候と生理前症状はどう違う?

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頭痛やだるさ、眠気やお腹の張りなど、妊娠超初期症状は、基本的に風や生理前の症状と似ています。

「見分けがつかない」と悩む方も多いでしょう。

風邪や生理前と違いがあって分かりやすいのが、吐き気がしたり、匂いに敏感になるというつわりに似た症状です。

これは妊娠状態を維持するために分泌する黄体ホルモンが、吐き気を起こす脳の中枢神経を刺激することによって起こります。

また、肌の違いを感じる人もいます。

普段の生理前とは違った場所に吹き出物ができることがあるでしょう。

見分けはつきにくいものですが、これらの症状を観察してみましょう。


妊娠検査薬を使うタイミングは?

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妊娠超初期の症状を感じたら、すぐに検査薬を試しても良いのでしょうか。

妊娠検査薬は、基本的に妊娠すると分泌されるホルモン「hCG」が尿の中に含まれているかどうかで、判断をします。

このホルモンは段々と増えていくもので、生理予定日以前に検査をしても、正確な判断ができないことが多いようです。

妊娠検査薬は、尿中にhCGが増える生理予定日の1週間を過ぎてから使用すると良いでしょう。


産婦人科に行くタイミングは?

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産婦人科を受診する時期は、生理予定日から1週間ほど過ぎたころがおすすめです。

この頃に超音波検査を行うと、子宮の中に「胎のう」と呼ばれる袋が確認でき、子宮内に着床した正常妊娠だと確認することができます。

これ以前に産婦人科へ行っても、子宮への着床が確認できない場合があるので、生理予定日を1週間過ぎた後が良いでしょう。

場合によっては、子宮外へ着床する子宮外妊娠ということもあります。

きちんと子宮内で着床していることを確認することが大切です。


妊娠の可能性があるときに気をつけたいこと

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妊娠超初期症状の出方は個人差が大きいですが、妊娠の可能性がある場合、喫煙や飲酒など気をつけるべき点があります。

もしかして妊娠したかもしれないと思ったら、次のようなことには注意しましょう。


喫煙


喫煙は、妊娠に影響を与えるリスクがあります。

たとえば流産率が2倍に上がる、早産率が1.5倍に上がる、低出生体重児になるというデータもあるので、妊娠の可能性がある場合は禁煙をしましょう。

受動喫煙にもリスクがありますので、パパも禁煙しましょう。


アルコールの摂取


妊娠中はノンアルコール飲料を選びましょう。

飲酒は胎児の脳の発育を阻害する「胎児性アルコール症候群」のリスクを高めるといわれています。


カフェインの過度の摂取


カフェインの過剰摂取は、貧血や胎盤への影響、出産時の低体重などのリスクもあるといわれています。

コーヒー、緑茶、紅茶などのカフェインはできるだけ控え、ノンカフェインのものを選びましょう。


薬の服用


薬によっては、胎児に影響が出る可能性もあります。

産婦人科以外を受診する場合や市販薬を購入する時にも、妊娠の可能性があることを伝え相談しましょう。


激しい運動


激しい運動はお腹に負荷がかかります。

産婦人科以外を受診する場合や市販薬を購入する時にも、妊娠の可能性があることを伝え相談しましょう。


不安なことがあれば、早めに産婦人科を受診しましょう

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妊娠超初期は分からないことが多い分、不安にもなりやすいでしょう。

基本的には生理予定日から1週間後の受診をおすすめしますが、体調に異変があったり、不安を感じたら、早めに産婦人科を受診しましょう。


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