赤ちゃんの夜泣きはいつまで?なぜ泣くの?原因や対処法などを紹介
3,839 View毎日繰り返す夜泣きに苦しむ人は少なくありません。この記事では赤ちゃんの夜泣きの原因や対処法について紹介します。夜泣きの理由は十人十色とも言えますが、もしかすると紹介する対処法で夜泣きが軽減するかもしれません。何をしても泣き止まない我が子に、寝不足や疲労が積み重なって困っている方は、ぜひ紹介する方法を参考にしてみてくださいね。
繰り返す夜泣きに悩む人は多い!?
赤ちゃんを家に迎えてから、最初に子育てで戸惑うのは夜泣きではないでしょうか?
夜泣きは子を持つ親なら誰しもが経験することと頭では理解できていても、実際に寝不足が積み重なると、疲労やストレスで育児ノイローゼになってしまう人も少なくありません。
今回は、多くの人が頭を悩ませている夜泣きについて解説していきます。
原因や対処法についても紹介していますので、今まさに夜泣きが原因の寝不足で苦しんでいる方はぜひ参考にしてください。
夜泣きの主な原因は赤ちゃんが成長している証?
夜泣きは赤ちゃんが成長している証とされています。
一般的な大人や児童は「朝起きて夜眠る」という睡眠リズムが整っている状態ですが、赤ちゃんはまだこの睡眠リズムが一定ではありません。
いわゆるレム睡眠と呼ばれる浅い眠りの時に目が覚め、夜泣きに繋がっているという説があります。
もしかしたら赤ちゃんも「眠りたいのに寝付けない」という状態になっているのかもしれません。
毎日繰り返す夜泣きに「どこか苦しいのか」「体に不調があるのではないか」などと不安でいっぱいになる方もいますよね。
あまり神経質にならず、赤ちゃんも一生懸命生活リズムを掴もうとしていると考え、「また起きちゃったかな?」くらい気楽に考えていけると心が楽になるでしょう。
夜泣きの原因は定かではないのが現状
夜泣きの原因は今のところよくわかっていません。
空腹感、おむつの汚れ、寒さや暑さなどを夜泣きという形で大人に知らせているのかもしれません。
赤ちゃんは泣くことで気持ちや状態を訴えているので、夜泣きそのものは子どもの自然な成長過程ともいえます。
しかし、いくら赤ちゃんが成長している証といっても、お世話をする大人にも体力の限界があります。
ただ、夜泣きにもいつか終わりがくることも忘れないでください。
わたしも4年間夜泣きに苦しみましたが、上手に付き合っていく気持ちに切り替えたことで随分と心が楽になったものです。
夜泣きは原因を追究するのではなく上手くやり過ごしていくことが、疲れを溜めないポイントですよ。
赤ちゃんの夜泣きに試してみたい対処法
ここからは困ったときに試してもらいたい、夜泣きの対処法について紹介します。
もちろん効果には個人差がありますが、もしかすると赤ちゃんにピッタリの方法が見つかるかもしれません。
夜泣きが少しでも軽減し、大人も休めるよう、気になった方法はさっそく試してみてください。
ただし、夜泣きの改善は長期戦であることは頭においておきましょう。
すぐにでも休みたい気持ちもあるでしょうが、赤ちゃんの成長に合わせながらゆっくり向き合っていきましょう。
抱っこや母乳(ミルク)に頼りすぎず入眠儀式を作ってあげる
夜泣きしている赤ちゃんをあやすのに、抱っこやミルク・母乳(おっぱい)に頼る方も多いでしょう。
それ自体はとても良い親子のスキンシップではあるのですが、頻度が高いと赤ちゃんが抱っこやミルクに依存してしまう可能性もあるといいます。
例えば、抱っこをすることで安心する赤ちゃんは、抱っこをしていない状態が不安になってしまうことがあるそうです。
抱っこを求め、夜泣きに繋がっているかもしれません。
赤ちゃんが抱っこやミルクに依存してしまわないよう、ほかの入眠儀式を作ってあげるのはいかがでしょうか?
寝る前に部屋の電気を消して暗くして入眠の時間を整えたり、子守歌を歌ったり、本を読んであげたりするのも良いですね。
お気に入りのぬいぐるみやタオルケットを体に密着させてあげるのも良いでしょう。
ただし、すぐに別の入眠儀式が気に入るとは限りません。
夜泣きの改善と同様、気長に取り組んでいきましょう。
抱っこやミルクの他に、赤ちゃんが安心するものをゆっくり探ってみてください。
それぞれの赤ちゃんに合った入眠儀式を試してみましょう。
おすすめの入眠儀式
ここでは、おすすめの入眠儀式を3つご紹介します。
1. 生活スタイルを工夫する
赤ちゃんは自分で生活リズムを整えることが難しいので、大人が少しだけ普段の生活スタイルを工夫をしてあげると良いでしょう。
例えば、昼寝が長すぎると夜に眠れなくなる傾向があります。
夜に少しでも長い時間眠ってもらうためにも、赤ちゃんの成長に合わせて昼寝時間を短くしてあげるのも1つの手です。
また、日中は外の空気を吸わせて、一緒に遊んであげるのも良いでしょう。
自然と体力を使うので、疲れて長い時間眠ってくれることがあります。
2. お風呂やマッサージで体をあたためる
足が冷たいと眠りにつけない子も多いので、お風呂に入る時間も工夫してあげると良いでしょう。
寝かしつけの前にお風呂に入れてあげると体がほどよく温まり、スムーズに入眠してくれることも。
寝る前にお風呂に入れるのがどうしても難しければ、寝かしつけの際にベッドの上で、オイルを使って足や体全体をマッサージしてあげると良いですね。
3. 光や音に気をつける
夜は「大人の時間」としてテレビやゲームなどを楽しむ親も多いでしょう。
しかし、赤ちゃんは光や音に敏感なので注意が必要です。
寝かしつけの前には赤ちゃんの刺激となる光や音は出さないようにして、赤ちゃんが別室で寝てから楽しむようにしましょう。
ちょっとした生活リズムを見直すことで、夜泣きが軽減する可能性があります。
今一度生活スタイルについて考えてみてはいかがでしょうか。
こんな夜泣きには注意!病院に受診すべき時もある?
多くの夜泣きは、過度に心配する必要はありません。
ただし、「いつもと泣き方が違う」「何をしても過剰泣きが止まらない」「嘔吐を伴っている」場合、体になんらかの異常が起こっているかもしれません。
おむつを替えたり、ミルクを与えて抱っこしたりと、赤ちゃんの不快なものを取り除いても泣き止まない時は、受診も視野に入れておきましょう。
病気ではなくても鼻が詰まっているなど、自分ではわからかなかった夜泣きの原因がわかるかもしれません。
夜泣きの度に病院を受診する必要はありませんが、心配な症状がある場合は医師の診察を受けることをおすすめします。
かかりつけの病院で夜間の受け入れをしていない場合は、自宅から近い当番病院や夜間診療を行っている小児科をチェックしておくと安心です。
小児科によっては夜間診察をしている病院と連携している場合もありますので、かかりつけの病院に一度聞いておくと良いですね。
夜泣きの改善は一日してならず!体調と相談しながら生活スタイルを見直そう
赤ちゃんの夜泣きそのものを改善するのは難しいかもしれません。
しかし、生活リズムの見直しや入眠儀式などを試すことで、夜泣きの頻度は減る可能性があります。
赤ちゃんにとって過ごしやすい状態を作ることを意識していけば、漠然とした不安やストレスも減っていくのではないでしょうか。
ただし、大人が疲れている中で色々と試すには体力も必要ですし、ストレスもかかってしまいます。
ご自身の体調と相談しながら対処法を試し、夜泣きと気長に付き合っていく気持ちで乗り切りましょう。
決して無理せず、自分たちのペースで赤ちゃんの夜泣きに向き合ってみてくださいね。
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