赤ちゃんの服装、季節ごとのおすすめは?素材の違いなども解説
8,919 View赤ちゃんが快適に過ごせるようにするには、季節ごとに服装を選んであげることが大切です。月齢が低い赤ちゃんは特に温度変化に弱いので、服装を調節して対応してあげましょう。この記事では、赤ちゃんの服装を5つの季節ごとにまとめて紹介します。
赤ちゃんの服装は季節によって調節が必要
赤ちゃんは体温調節が苦手なので、服の枚数や厚みで調節してあげる必要があります。
肌着2枚とアウター1枚が基本になりますが、気温や冷暖房の状況によって枚数を変えてあげましょう。
肌着とアウターに加えて、羽織ものやレッグウォーマーなどを用意しておくと手軽に温度調節ができます。赤ちゃんは汗や吐き戻しなどでも着替えることが多いので、脱ぎ着が簡単なつくりの服がおすすめです。
赤ちゃんの服の着せ方で気をつけたいこと
赤ちゃんの服や肌着は、新品を着せる前に一度洗っておくことをおすすめします。
服の表面の加工剤を落としてくれ、吸水性と生地の柔らかさもアップして着心地が良くなります。
赤ちゃんには、夏でも肌着を着せてあげましょう。
素肌に直接アウターを着せると、服の内側についているタグや縫い目があたってしまい、肌を刺激してしまうこともあります。
アウターはねんねのころは裾が筒状のドレスオールを、足を動かせるようになってきたら裾が分かれているカバーオールタイプを選ぶのがおすすめです。
スナップボタンの留め方でどちらにも使える2WAYオールなら、長く着ることができるでしょう。
生まれてすぐの赤ちゃんは、体温が36.5から37.5度くらい。
大人よりも体温が高めで、体温調節が苦手なため、服の脱ぎ着で調節してあげましょう。
3ヶ月くらいからは、大人よりも1枚少ないくらいが目安になります。
寒暖差の激しいときや、暑い時期に冷房のある場所へ出かけるようなときは、さっと羽織れる長袖やベスト、レッグウォーマー、おくるみなどを用意しておくと便利です。
季節ごとの赤ちゃんの服装は?
3〜4月 肌着2枚の上に長袖のアウター
3〜4月の春先は、肌着2枚の上に長袖のアウター。
ちょっと肌寒いような日は、起きている時にはベストをプラスします。
肌着は、裾の短い短肌着の上に裾の長い長肌着か、内股にスナップがついているコンビ肌着を組み合わせて2枚にすると良いでしょう。
5〜6月 肌着2枚の上に長袖または7分袖のアウター
5〜6月は気温が上がる日もあるので、肌着2枚の上に長袖または7分袖のアウターを重ねます。
お出かけのときは出先が冷房で冷えている可能性も考えて、羽織るものやおくるみを持っていきましょう。
7〜8月 肌着1枚
汗ばむ程度の暑さのときは、足元の汗を吸い取れるコンビ肌着を1枚で。
大汗をかくような暑さのときは、短肌着1枚で過ごすようにします。
肌着は通気性と吸水性の良いガーゼ素材を選ぶと、赤ちゃんが快適に過ごせます。
寝るときも同じ服装で大丈夫ですが、お腹に腹巻きをしてあげると寝冷えを防いでくれます。
夏はスタイ(よだれかけ)があせもの原因になることがあるので、寝ているときにはスタイは外し、こまめに取り替えてあげましょう。
冷房が効いているのなら、肌着を重ねるようにします。
また、外出するときなどは薄手のレッグウォーマーや、脱ぎ着が楽な薄手の長袖羽織を持っていくと調節しやすく、便利です。
9〜11月 肌着2枚の上に長袖のアウター
お出かけのときは薄手の長袖アウターを着せて、強い紫外線から赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
もしもこのタイミングでドレスオールやカバーオールを買うのなら、冬に備えて厚手のものを選ぶと良いでしょう。
春と同様に寒暖差が大きいので、重ね着でこまめに調整することをおすすめします。
12〜2月 肌着2枚の上に長袖のアウター
寒い冬の時期も肌着2枚と長袖アウターを基本としますが、肌着の素材を厚手にしたり、ベストを足してあげたりして保温力を高めてあげましょう。
肌着には厚手で保温性のあるスムースやキルト素材を、アウターにはタオルのようにふんわりとしたパイル素材のものがおすすめです。
外へお出かけのときには、バギーカーオールやジャンプスーツ、スリーピングなどの防寒着をプラスして、さらに暖かくしてあげます。
冬は内外の温度差が激しいので、屋内に入ったときには赤ちゃんが汗をかいていないか、顔が赤くなっていないかをみて、暑そうにしていたら脱がしてあげましょう。
これらはあくまでも目安なので、気温や、赤ちゃんの状況に応じて、服装を調整してくださいね。
春~夏の赤ちゃんにおすすめのお洋服3選
春は気温変化に対応できるように重ね着を、夏は基本的には肌着1枚ですが、冷房対策や日焼け対策には薄手の長袖があるとよいですね。
続いて、春~夏にかけてのおすすめを紹介します。
chuckle BABY(チャックルベビー) スウィートガール ローズお花柄新生児ツーウェイオール P5231E
全面に花柄がプリントされ、フリルとリボン使いかかわいらしい女の子用のツーウェイオールです。ねんねのころは裾を筒状にしてドレスに、足を動かせるようになってきたら、内股のスナップを留めてカバーオールとして使えます。
綿100%のしっかりとした生地なので春はもちろん、秋冬にも着回せます。
サイズ:50から60cm(ワンサイズ)
白を購入。真っ白ではなくクリーム色に近い白ですが可愛いです!
生地もしっかりしていて、何度洗濯しても毛玉になりませんでした。
川端縫製 やわらかスムース7分袖ツーウェイオール
綿100%の柔らかな生地を使用し、初夏向けにヨット柄がプリントされています。
内股のスナップボタンの留め方により、ドレスオールとカバーオールとの2WAYで使用可能。
生地から縫製まで全て日本製で、スナップボタンもスムーズに留めることができます。
サイズ:50から60cm(ワンサイズ)
他のデザインも同時購入しましたが、その中で一番着せると色合いが良く、少し混じっている赤がアクセントでおしゃれな感じがします。よそ行きとカジュアルの中間的なので、お出かけで着せる頻度が高いです。
Litchii Guusii 新生児肌着6枚組
短肌着3枚、コンビ肌着3枚がセットになっています。
暑い時期はどちらかを1枚で、冷房が効いているときや涼しい時期には、短肌着の上にコンビ肌着をプラスして使うこともできます。
綿100%の生地と縫い目が直接肌に当たらないような縫製で、赤ちゃんにやさしいつくり。
パイピングの配色やプリント柄がかわいらしいデザインです。
サイズ:50から60cm(ワンサイズ)
来月女の子が出産するので、この6枚セット買いました。とても助かりました。綿100%の製品、とても柔らかくて、赤ちゃんのお肌を守り、安心です。色や柄なども可愛い、満足です。
秋〜冬の赤ちゃんにおすすめのお洋服3選
秋は春同様に、重ね着で体温調節ができるようにしてあげましょう。
冬は防寒が第一ですが、暖房の効いた部屋では汗をかいていないか気をつけます。
続いて、秋〜冬にかけてのおすすめを紹介します。
Anna Nicola(アンナニコラ)ベビー用ミニ裏毛ベスト
無地に胸ワンポイントのシンプルなデザインなので、コーディネートに悩まずに使えます。
カラーバリエーションはグレーのほか、やわらかいカラーが揃っています。
綿100%のミニ裏毛素材なので、肌触りがよく程よい厚みがあります。ベストタイプの羽織ものは、赤ちゃんの動きを妨げないのもポイント。
前はスナップボタン式で楽に脱ぎ着することができ、寒暖のある時期の体温調節に重宝しそうです。
サイズ:60~70cm、80~90cm、90~100cm
少し肌寒い時にすぐ着せることが出来て便利です。アンナニコラのカーディガンを上の子から使っていて、何回洗っても痛みが少なく、使いやすかったので、こちらも買ってみました。
色違いで二枚買いましたが、色も合わせやすく、重宝してます。
iCasso ふわふわカバーオール
着た赤ちゃんがまるでくまさんのよう。
フードが付いた前開きタイプのカバーオールです。
フード部分にはくまの耳が、胸にはポケットとくまさんのワッペンが付いています。
ふわふわと暖かい着心地なので、風の冷たい日のベビーカーでのお出かけにも。
足先まですっぽりと覆ってくれるので、動きのある赤ちゃんに向いています。
前部分のスナップボタンで足まで大きく開けることができ、オムツ替えや着替えが簡単。
裏地はオーガニックコットン100%で、保温性と吸湿性に優れています。
サイズ:56cm、62cm、65cm、70cm、75~80cm、80~85cm(70~85cmまでは足付きなし)
デザインの可愛さだけではなく、裏側がコットン、そしてファスナーのアタリが出ないようにカバーしてあったりと、赤ちゃんへの配慮がされていて優しいと思います。
サイズがちょっと大きいですが、真冬にはちょうど良くなっているのではと思います。腕は折り曲げて、手を出してます。仕様では手も隠れるように折れるようになっていて、極寒のときはそうします。まだ、ねんねなので、寒そうなときにぐずっていて、着せたら、心地よいのかすやすや寝てくれました。
村信 ニットキルト長袖カバーオール肌着
綿100%の素材を、アレルギーの原因物質がほぼゼロに近い薬剤で加工した「ラ・モルフェ」という生地を使用しています。
肌触りが良く、デリケートな赤ちゃんの肌にも適しています。
空気をたっぷりと含むニットキルト素材は保温性が高く、冬の寒い時期でも暖かく過ごせます。
フラットでかつ外側に縫い目があり、赤ちゃんが快適に着られるように配慮されています。
サイズ:60、70、80、90
生地はとても柔らかく着心地が良さそうです。何より、冬場どうしても布団から手を出してしまって冷んやりしていた息子の手も、これを着せていると冷えず、保温性がとても良いです!
赤ちゃんの服装は冷暖房や日光などの環境も考慮して
赤ちゃんは、大人のように体温調節が上手ではありません。
1日の中でも暑い、寒いが変化することもありますから、肌着やアウターは重ね着するようにし、脱ぎ着することで温度変化に対応します。
冷暖房がある場所では、赤ちゃんの様子をみてあげることも大切です。
外出のときは気温対応に加えて、紫外線対策も必要です。
夏の暑い時期でも外では薄い長袖を着せてあげ、赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
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