ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説のタイトル画像
公開 2020年09月04日  

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説

9,531 View

赤ちゃんと大人がスキンシップをはかるうえでおすすめなのが、ベビーマッサージです。この記事では、ベビーマッサージとはどのようなものなのか、ベビーマッサージの実施方法、赤ちゃんへの効果などをご紹介します。赤ちゃんにも大人にも、効果やメリットがたくさんのベビーマッサージ。ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。


ベビーマッサージは、赤ちゃんにどんな効果がある?

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像1


ベビーマッサージは、赤ちゃんに様々なメリットや効果があるとされ、医療機関でも実施が推奨されているところがあります。

ベビーマッサージで赤ちゃんにとって一番のメリットとされているのが、赤ちゃんのリラックス効果です。

赤ちゃんがリラックスすることによって、情緒が安定し、寝つきも良くなるとされています。

大人に優しくマッサージされることによって、赤ちゃんは五感を通じて、大人の愛情を感じるでしょう。

大人にとっても、赤ちゃんがリラックスしてくれている姿をみるのは嬉しいものですよね。

他にも赤ちゃんによくある便秘の解消など、赤ちゃんと大人に嬉しい効果がたくさん。

親子でリラックスして、ベビーマッサージを楽しみましょう。


ベビーマッサージとは?

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像2


ベビーマッサージは、赤ちゃんに行うオイルマッサージです。

赤ちゃんと大人のスキンシップは赤ちゃんをリラックスさせ、赤ちゃんの情緒を安定させる効果が期待できるといわれています。

まず、裸にした赤ちゃんを、大判のタオルなどに仰向きに寝かせます。

ベビーマッサージに適したオイルをつけた大人の手で、優しくマッサージをしてあげましょう。

一部の医療機関や自治体などでも推奨されているベビーマッサージ。

赤ちゃんと大人を対象にした、ベビーマッサージの教室も開催されています。

ベビーマッサージを始めてみたいけれど、やり方がわからないという場合には、まず教室に参加してみるのも良いですね。

赤ちゃんとのスキンシップを楽しめるので、興味を持った方は、ぜひ試してみてください。

ベビーマッサージを行うときには、赤ちゃんを寝かせるための大きめのタオルと、マッサージ用のオイルを準備しましょう。

オイルは、家にあるベビーオイルを使えば良いでしょう。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの機嫌が良いときに行いましょう。

赤ちゃんの様子を見ながら、気持ちよさそうにしていれば問題ありません。

ぐずったり泣いてしまったりした場合には、いったん中止したほうがいいかもしれませんね。

ベビーマッサージをするときには、大人の手で赤ちゃんの肌を刺激することになります。

赤ちゃんの肌は、大人に比べて薄くて敏感。

そのため、オイルを使って滑りを良くすることで、マッサージの摩擦で赤ちゃんの肌を傷つけるのを防ぐことができますよ。

ベビーマッサージを行うときには、まず大人の手にたっぷりのオイルをとります。

赤ちゃんがびっくりしないよう、大人の手でオイルをしっかりと温めておいてくださいね。

オイルが温まったら、オイルを赤ちゃんに優しくぬる感覚でマッサージをしてみましょう。

赤ちゃんの足やお腹、胸などを優しくマッサージしながら、話しかけたり、歌を歌うのもいいですね。

赤ちゃんが気持ちよさそうにしていたら、背中やおしりなども続けてマッサージしてみましょう。


ベビーマッサージには、赤ちゃんがリラックスする効果がある?

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像3


優しくオイルマッサージをされることで赤ちゃんがリラックスできることは、ベビーマッサージのメリットのひとつでしょう。

ベビーマッサージは、大人が直接手で赤ちゃんに触れます。

そのため、赤ちゃんは大きな安心感を得ることができるとされています。

赤ちゃんの目をしっかりと見て、優しく話しかけながらマッサージをしてみましょう。

ベビーマッサージに慣れていない赤ちゃんは、初めは驚いてしまうかもしれません。

大人が落ち着いた口調でゆっくりと話しかけることで、赤ちゃんも落ち着いてマッサージをさせてくれるようになるでしょう。

ベビーマッサージを受けた時の反応は、赤ちゃんによってそれぞれ違いがあるかもしれません。

にこにことご機嫌になったり、気持ちよくて寝てしまったりする赤ちゃんもいるでしょう。

また、リラックスしておしっこをしてしまう赤ちゃんもいるので、すぐに拭き取れるようにタオルなどを準備しておきたいですね。



おなかまわり、股関節へのマッサージ効果


赤ちゃんがリラックスする以外にも、さまざまな効果があるといわれているベビーマッサージ。

赤ちゃんのおなかまわりをやさしくマッサージをすることで、便秘が解消されることがあるそうです。

赤ちゃんのおへそのまわりをクルクルとさすってあげましょう。

また、ベビーマッサージの際に赤ちゃんの関節を動かしてあげることで、赤ちゃんの関節の動きがスムーズになることも。

ただし、おなか、股関節のマッサージで症状が改善しない場合には、すみやかに医療機関にかかりましょう。


ベビーマッサージで効果が得られたケース


ベビーマッサージをすると、全身の血液の循環が活発になり、赤ちゃんの体温が上がることもあるようです。

ベビーマッサージを受けた赤ちゃんで、成長ホルモンの分泌が活発になり、体重が増えたケースもあったとか。

また、赤ちゃんがリラックスすることでストレスが減る効果があるとも考えられています。


ベビーマッサージで、赤ちゃんの変化に気づける

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像4


ベビーマッサージを行う時には、赤ちゃんの体をしっかりと観察することをおすすめします。

定期的に体を観察することで、大人が赤ちゃんの体調の変化にすぐに気づくことができるようになるためです。 

例えば、いつもよりも少し体温が高い、お腹や背中に湿疹ができたなど、ささいな変化にも気づくことができるでしょう。

赤ちゃんの体調を管理するには、目で見て観察してわかる違いも重要です。

しかし、手で触れた感触で赤ちゃんのいつもの状態を把握しておくと、わずかな体調の変化にも、さらに気づきやすくなるでしょう。

ベビーマッサージが気持ちいいと、赤ちゃんはリラックスして気持ち良さそうな表情をしてくれます。

大人にとって、そんな赤ちゃんの様子を見られる時間は、嬉しく幸せなものでしょう。 

ベビーマッサージによって、大人も赤ちゃんと一緒にリラックスした時間を過ごすことができるでしょう。


ベビーマッサージの準備方法や気をつけたいことは?

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像5


ベビーマッサージは、赤ちゃんを裸にした状態で行うオイルマッサージです。

寒い季節には、赤ちゃんが風邪をひかないように、室温をじゅうぶんに上げておきましょう。

マッサージをする大人の手が冷たいと、赤ちゃんはびっくりしてしまうかもしれません。

大人でも、寒い季節に冷たい手で素肌に触れられるのは嫌なものですよね。

ベビーマッサージをする前には、大人の手をしっかりと温めておき、赤ちゃんが安心してマッサージを受けられるようにしたいですね。

赤ちゃんの体調がすぐれない時には、裸にしてベビーマッサージをすると、症状が悪化してしまうこともあるかもしれません。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの体調が良い時に行うようしましょう。


ベビーマッサージで親子の絆を深めましょう

ベビーマッサージの効果は?やり方などもわかりやすく解説の画像6


赤ちゃんにも大人にもさまざまなメリットがあるといわれているベビーマッサージ。

ベビーマッサージをするうちに、どこを触ると赤ちゃんが気持ち良くなり、喜ぶかということが大人によくわかるようになってくるでしょう。

赤ちゃんの気持ちを理解できることは、育児をする上で、大人の自信にもつながってくるはずですよ。

赤ちゃんの気持ち良さそうな顔を見ることは、大人を幸せな気持ちにしてくれるでしょう。

ベビーマッサージで親子の絆を深めて、赤ちゃんと過ごす毎日を、もっと素敵で楽しいものにしていきましょう。


Share!