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公開 2020年08月18日  

赤ちゃんの睡眠時間は月齢によってどう違う?昼寝のベストな時間とは

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新生児は一日の大半を寝て過ごし、成長し月齢が進んでいくにつれて、睡眠の時間量も変化していきます。睡眠には一人ひとり個人差があり、「よく寝る子」もいれば、「あまり寝ない子」もいますよね。この記事では、月齢によって睡眠時間や生活リズムがどのように変化していくのか、夜なかなか寝てくれない時は昼寝時間をどのように考えれば良いのかを紹介していきます。


目次 赤ちゃんにとっての睡眠
赤ちゃんに昼寝はどのくらい必要?
【生後0~2ヶ月】睡眠時間は14~17時間、昼夜の区別はついていない
【生後3~4ヶ月】睡眠時間は12~16時間、日中に2~3回の昼寝
【生後5~6ヶ月】睡眠時間は12~16時間、昼と夜の区別がついてくる
【生後7~8ヶ月】睡眠時間は9~12時間、昼寝は2回程度
【生後9~11ヶ月】睡眠時間は9~12時間、昼寝は午前と午後で1回ずつ
1歳頃になったら早寝早起きの習慣作りが大切
夜なかなか寝てくれない時どうする?
赤ちゃんの生活の特徴を知ろう
赤ちゃんが快適に眠ることができる環境作りを

赤ちゃんにとっての睡眠

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生まれて間もない赤ちゃんは、一日のほとんどの時間を寝て過ごします。

昼と夜という区別がついておらず、大人と同じような生活リズムが確立していくには時間がかかります。

赤ちゃんにとって睡眠とは、心身の成長に関わる重要なものです。

ホルモンの分泌により、脳や身体は睡眠をしている間に大きく成長します。

睡眠をしっかりととることができていると、起きている間に活発に活動することができます。

逆に十分でない場合、ぐずりやすかったり泣き続けたりと、赤ちゃんの生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。

長く寝ていられる子、少しの物音で目を覚ましてしまう子など、赤ちゃん一人ひとり睡眠のかたちは異なります。

まずは赤ちゃんがゆっくりと寝られる環境を作ってあげて、その子のペースに合わせて睡眠時間を確保しましょう。

続いて、昼寝はどのくらい必要なのか、睡眠時間は月齢によってどのくらい異なるのかなどについて紹介していきます。


赤ちゃんに昼寝はどのくらい必要?

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生まれてから数ヶ月の間の赤ちゃんは、昼と夜の区別がついていないため、「昼寝」という考えではなく、赤ちゃんが寝たい時に寝かせてあげることが必要です。

区別がついてきて生活リズムが整ってくると、昼寝は午前と午後に、1回ずつになることが多く、夜まとめて寝ることができるようになっていきます。


赤ちゃんによって必要な睡眠時間は異なります。

「絶対に〇時間必要」「〇時間寝なければいけない」ということではありません。

しかし、だからといってだらだらと寝かせ続けるのは、赤ちゃんの成長を考える上で、あまり良いこととは言えないので月齢が上がるにつれ、少しずつ生活にメリハリをつけていくようにしていきましょう。

昼寝時間はその子にとって必要な時間寝ることができていて、活動が盛んになってきた子はメリハリのある生活を送ることができることが理想です。

月齢ごとの赤ちゃんの睡眠時間の目安とお昼寝の時間についてご紹介します。


【生後0~2ヶ月】睡眠時間は14~17時間、昼夜の区別はついていない

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0~2ヶ月の睡眠時間は、昼寝と夜の睡眠を合わせて平均14~17時間とされています。

この時期には昼と夜の区別がついていないため、赤ちゃんの欲求のままに、眠い時には落ち着いた環境の中で眠れるようにしてあげましょう。

6時間ほど長く眠れるようになる子もいますが、1日の睡眠時間、ある程度まとめて眠れるかどうか、などは赤ちゃんによって異なります。


【生後3~4ヶ月】睡眠時間は12~16時間、日中に2~3回の昼寝

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3~4ヶ月の赤ちゃんは、1日の平均睡眠時間が12~16時間前後。

中には、授乳の回数が減ってきて、日中に2~3回昼寝をし、夜に5~6時間続けて眠ることができる赤ちゃんもいるでしょう。

まだ生活リズムが整う時期ではありませんが、少しずつで良いので、夜には決まった時間に布団に入るという習慣をつけるようにしていきましょう。


【生後5~6ヶ月】睡眠時間は12~16時間、昼と夜の区別がついてくる

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生後5~6ヶ月になると、昼と夜の区別がついてきます。

そのため、日中の起きている時間には、遊びや散歩、外気浴などを積極的に取り入れていくようにしましょう。

また、離乳食を開始する時期でもありますね。

生活リズムを整えていく上で、離乳食の時間帯や入浴時間を一定にするのも良いでしょう。


【生後7~8ヶ月】睡眠時間は9~12時間、昼寝は2回程度

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7~8ヶ月には、離乳食が2回食へと進み、1日の生活の流れが整ってくる時期です。

昼寝は、午前と午後に1回ずつ、30分~2時間程度となるでしょう。


1日の平均睡眠時間は昼寝もあわせて9~12時間。

睡眠の質には個人差があるので、赤ちゃんが安心してゆっくりと眠ることができるような環境作り、配慮をするようにしましょう。


【生後9~11ヶ月】睡眠時間は9~12時間、昼寝は午前と午後で1回ずつ


離乳食が3回食になり、1日の生活の時間が一定となっていきます。

睡眠時間や昼寝の時間は大きく変わりませんが、夜眠る時間、朝起きる時間を決めましょう。


赤ちゃんが夜なかなか寝つかずに遊びたがる姿が見られ、困ってしまう方もいるかもしれません。

入眠する前に絵本を読む、マッサージをするなど、「これをしたら寝ようね」という儀式を決めるのもおすすめです。


1歳頃になったら早寝早起きの習慣作りが大切

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1歳頃になると、夜にまとめて眠ることができるようになり、午前と午後に1回ずつお昼寝をするという生活リズムになっているのが理想とされています。

夜に早い時間に眠らずに遅くまで夜更かしをしていると、睡眠時間がずれて朝早く起きることはできません。

大人の都合に合わせて子どもを夜更かしせることのないようにしましょう。

おでかけによって生活リズムが崩れてしまうことも。

あくまでも赤ちゃんの生活を優先に、無理のないようにでかけるようにしてください。

早寝早起きの習慣をつけ生活リズムを整えていくことは、すぐにできることではなく時間がかかるものです。

また、「睡眠」ということだけで考えてできるものでもありません。

赤ちゃんが起きている間にどのくらい遊ぶことができているのか、離乳食を食べる時間はほぼ毎日同じかどうか、など様々な面と密接に関わっています。

遊び、食事、入浴などを含め一日の生活として考えていく必要があります。

お昼寝と夜眠る時間を決めて生活するのではなく、1日3回の離乳食を食べる時間を決め、起きている間に思いきり体を動かして遊ぶことができるようにしていきましょう。

朝は決まった時間にカーテンを開けて陽の光を感じ、毎日一定の時間に起きることができるようになると良いですね。


夜なかなか寝てくれない時どうする?

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お昼寝を夕方遅い時間までしていたため、夜なかなか寝付つけないということがあると思います。

ある程度生活リズムがついてきた頃には、夕方遅い時間まで眠るということがないようにしていきましょう。


そうでなくても夜なかなか眠ることができず、どうしたら良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

困った時に試してみたい対処法を紹介します。

赤ちゃんは入眠する際に、手足が冷えていると寝つきづらいので、パパやママの手で優しく温めてあげてください。

血行が良くなり身体が温まると眠りやすくなります。


室温や湿度などにも注意が必要です。

赤ちゃんが眠るのに適した環境なのかを確認しておきましょう。

興奮していたり泣いていたりする赤ちゃんの気をそらし、落ち着いた気持ちにさせるために、優しい曲調のオルゴールや、優しい子守唄を聞かせるのもおすすめです。

赤ちゃんのお世話をする人は様々な方法を試しながら、赤ちゃんがぐっすりと眠ることができるように工夫しています。

なかなか眠ってくれない場合、疲れてしまうと思いますが、こちらがイライラしていると赤ちゃんにも伝わるもの。

「眠ってほしい」と思えば思うほど眠らない時もありますよね。

ゆったりとした気持ちでいると赤ちゃんも安心して眠ることができます。

焦らずに落ち着いて寝かしつけてあげましょう。


赤ちゃんの生活の特徴を知ろう

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赤ちゃんは成長が著しく、生活の様子も月齢や発達によって大きく異なります。

何においても個人差があるということを理解した上で、月齢ごとに生活にどのような特徴があり、どのように変化していくのかを知っておきましょう。

月齢ごとの子どもの姿や発達段階というのはあくまでも目安として考えてください。

他の子と比べて焦る必要もありません。

子どもが自分のペースで成長していく姿を見守りながら、よく食べ、よく眠り、活発に遊ぶということができるように援助してあげることが大切です。


赤ちゃんが快適に眠ることができる環境作りを

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一日の多くを寝て過ごす赤ちゃんにとって、「寝る場所」は生活の中心となる空間です。

掃除がしやすく清潔な環境を保つことができ、風通しが良く、エアコンの風や直射日光が当たらない場所に、ねんねのスペースを作ってあげましょう。

睡眠状態をチェックするため、赤ちゃんが眠っている様子を、こまめに見ることができる場所であることも大切です。


発達段階によって注意すべきポイントが異なります。

例えば、寝返りを打てるようになったら、転落の危険性があるベッドではなく布団がおすすめです。

寝具も柔らかすぎると窒息などの危険性があるので、その時期の赤ちゃんに適したものを選ぶようにしましょう。

紹介してきたように、赤ちゃんは生活の中心が睡眠なので、睡眠時間はとても大切です。

脳も身体もゆっくりと休めるようにしてあげてくださいね。


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