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公開 2020年08月03日  

サッカーを習う前に知っておきたい!スクール・少年団・クラブチームの違いとは

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わが家の息子2人はサッカー少年。
サッカー歴はもう10年以上になりました。
サッカーは習う場所によって、子どもが置かれる環境は大きく異なります。
経験者だからこそ知っているスクール・少年団・クラブチームの特徴をご紹介します!


サッカーを習う場所は大きく分けて3つ

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子どもが「サッカーを習いたい!」といった時、最初にパパやママがすることは、どこで教えてもらうか検討することではないでしょうか。

未就学児や小学生がサッカーを始める場合、習う場所は大きく分けて3つです。

1つめは、「サッカースクール」

2つめは、「少年団」

3つめは、「クラブチーム」

月謝、練習回数、練習環境、親の役割、遠征の有無、コーチの質などに大きな違いがあります。

特徴を知っていると、どこでサッカーを始めたらよいのか決めやすいですよ。

3つすべてを経験し、感じたそれぞれの違いについて紹介します!


サッカースクールで習う

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サッカースクールは、目的によって2つに分けることができます。

1つめは、身体を動かすことを目的としたスクールです。

お友達とワイワイと楽しい雰囲気の中で、身体を動かすためのツールとしてサッカーをするといったイメージです。

2つめは、サッカーの技術を伸ばすため、「個のスキル」向上に特化したスクールです。

このタイプのスクールに通う子どもは、他に所属しているサッカーチームがあり、現状よりさらに上を目指すための「サッカーの塾」として利用する場合があります。


では、サッカースクールの特徴をみていきましょう。

多くのスクールでは、子どもの送迎の必要はありますが、お茶当番などの保護者の役割はありません。

試合などに参加することもほとんどないため、試合の勝敗による子ども同士や親同士のトラブルも少ないです。

練習の回数は週1~2回と少ないため、スクール以外のお友達と遊ぶこともでき、他の習い事との両立もできます。

スクールのコーチは、サッカー指導を仕事としているため、子どもの心理などもよく理解して教えてくれることが多いです。

注意すべき点としては、サッカースクールの月謝は比較的高く、スクールによって異なりますが、7,000~10,000円が相場です。

試合に出たいという気持ちが強い子どもには、物足りなく感じてしまうかもしれません。


少年団で習う

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少年団は、サッカー協会に選手登録をして活動を行います。

地域における公式戦や全国大会などに出場することができ、本格的にサッカーに取り組むことができます。

しかし、少年団と呼ばれるサッカーチームはとても多く、チームによって練習回数や月謝、遠征の回数もばらつきがあります。

コーチは、サッカー経験のある保護者ということが多いです。

少年団に入団する際は、そのチームが強豪チームなのか、それともスクールに近い感じで活動をしているのかリサーチすることをオススメします。


では、少年団の特徴をみていきましょう。

少しお話しましたが、大きな大会に出場することができます。

試合で勝つために、日々練習を行います。

同じ小学校の友達はもちろん、近隣の小学校に通う子どももいるので、学校という枠を超えてお友達ができます。

少年団は所属人数に制限がないことが多いため、多くの出会いがあり、同時に切磋琢磨することで、負けん気や目標に向かって努力することを体験できます。

注意すべき点としては、土日はほとんど試合や練習になります。

家族での旅行などもなかなか行くことができません。

また、少年団の場合は、親の負担が大きいことが多いです。

グラウンド当番、お茶当番など、コーチや子どものお手伝いが必要となります。

公式戦などでは、お父さんが審判の免許をとり、実際に審判をしなければいけないことも多く、「親も一緒に入団する」と思う気持ちでいた方がよいかもしれません。


クラブチームで習う

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クラブチームと呼ばれるチームの多くは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の下部組織です。

Jリーグの下部組織ではないクラブチームもありますが、そうしたチームは少年団とあまり違いはありません。

クラブチームも、少年団と同じ公式戦や全国大会に出場することができます。

もちろんサッカー協会に選手登録をして出場します。

ここでは、Jリーグの下部組織についてお話します。


特徴としては、日本有数のコーチによる、本格的な指導を受けることができます。

また、このチームに所属するためには「セレクション」とよばれる試験に合格する必要があります。

レベルの高い子どもたちが集まることになり、一緒に練習することで、高い意識をもってサッカーに取り組めます。

練習環境も整っており、栄養指導や体の使い方など、プロ顔負けの指導を受けることができます。

次に注意すべき点です。

月謝は10,000円前後となっており、他の2つに比べると高めに設定されています。

その他、遠征などにも頻回に行くため、サッカーにかかる費用は高額です。

プロを目指す厳しい環境に身をおくため、サッカーを中心とした生活になります。

夏休みの学校登校日などに出席できないことも多く、勉強との両立も大変です。

学校のお友達と遊ぶ時間はほとんどない、と考えた方がよいかもしれません。


子どもの気持ちを優先して選びましょう!

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サッカーをするのは子どもです。

子どもの性格や目的によって、選ぶべきチームは異なります。

ただ、目的が何であるか、子どもに合っているチームはどこなのか、最初から把握することは難しいですよね。

最初に選んだ場所でずっとサッカーを続けなくてはいけない、という訳ではありません。

目的が変わればチームを移籍することもできますし、併用もできますよ。

息子たちは、少年団に所属しながら、小学校高学年からサッカースクールにも通いました。

その後、中学生からはクラブチームに所属しました。

このように、その時々の状況に合わせて選んでいくのも方法です。

子どもも親も楽しいと思える環境でサッカーをするのが一番ですね!


※ この記事は2024年09月08日に再公開された記事です。

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