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公開 2020年05月28日  

胎動が激しい。赤ちゃんへの影響は?胎動カウントやお腹が痛い時の対処法も

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胎動は赤ちゃんの成長を実感できるサインでもあります。でも、あまりに胎動が激しいと、痛みを感じたり、胎動の激しさが胎児に影響がないかと心配になったりすることも。激しい胎動の原因と胎児への影響、痛いときの対処法、胎動の変化などについてご紹介します。胎動と赤ちゃんの性別に関係はあるのか、胎動カウントの方法についてもチェックしていきましょう。


目次 胎動が激しい原因は?赤ちゃんは大丈夫?
胎動が痛い時はどうすれば良い?
胎動が激しいのは出産の兆候?
胎動の激しさは性別と関係あるの?
胎動の変化に気づきやすい「胎動カウント」って?
胎動が激しいのは赤ちゃんが元気な証拠!

胎動が激しい原因は?赤ちゃんは大丈夫?

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胎動はいつ頃から始まるのでしょうか。

赤ちゃんが元気でいるサインを、心待ちにしている方も多いでしょう。

では、どのくらいの時期に、どのような感じで胎動が始まるのか見ていきましょう。


胎動はいつから感じはじめる?


胎動を感じるようになるのは、一般的に妊娠16~22週目頃。

あくまでこれは目安で、いつから感じ始めるかは個人差が大きいようです。

例えば、皮下脂肪が少ないママは胎動を感じやすかったり、仕事をしていてお腹に意識を向けている時間が少ないと、初めの小さな胎動に気づきづらかったりします。

胎動を初めて感じたときのことを、「ピクピク」「ポコポコ」「ニョロニョロ」というような動きを感じたとか、「腸が動いたようだった」と表現するママが多いようです。

「これが胎動なのかな?」というほど小さな動きなので、夜横になってリラックスしているときなどが気づきやすいタイミングかもしれません。

また、胎動の感覚を分かっている経産婦さんに比べ、初産婦さんは初めての胎動に気づきにくい傾向にあるようです。

妊娠20週頃を迎えると、赤ちゃんはしゃっくりをしだします。

赤ちゃんの横隔膜が「ピクッピクッ」と振動するのを感じるかもしれません。

赤ちゃんは、手足を曲げ伸ばしたり、手のひらをグーパーと動かしたり、上下左右にぐるんと回るようになったりと、お腹の中で成長するとともにどんどん胎動は大きくなります。

そして、妊娠28週以降になると、ママはお腹全体で胎動を感じるようになります。

いずれにしても、感じ方には個人差が大きいので、赤ちゃんのサインを焦らずに待ってみましょう。


胎動が激しい原因とは


お腹の赤ちゃんが成長するにつれ、胎動も強くなっていきます。

あまりの激しさに、「赤ちゃんに何か起こっているのでは?」と心配になる方も少なくありません。

しかし、胎動が激しいことだけが赤ちゃんのデメリットになることはないでしょう。

むしろ、胎動が激しいということは、胎児が元気な証拠でもあります。

お腹の中で赤ちゃんが激しく動き回ると、臍帯(さいたい※へその緒)が胎児のからだや首に巻きつく「巻絡(けんらく)」を起こすと考えられていますが、巻絡自体はめずらしいことではありません。

お腹の中にいる赤ちゃんの3人に1人くらいの割合で、どこかに巻絡があると言われているので、何重にも巻いていなければ過度な心配はしなくて大丈夫でしょう。


胎動が痛い時はどうすれば良い?

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お腹の中の赤ちゃんは、成長するにつれて筋肉が発達し、ますます動きが活発になってきます。

個人差はありますが、妊娠8ヶ月頃になるとお腹の中を蹴られるという感じ方になり、妊娠9ヶ月頃には、お腹の外から見ても赤ちゃんが激しく動いているのがわかるようになったり、お腹が盛り上がったりするママもいます。


胎動が痛いと感じる理由


胎動が大きくなるにつれ、赤ちゃんの成長を実感できる一方で、あまりの激しさに痛みを感じるママも少なくありません。

赤ちゃんのパンチやキックが、肋骨や膀胱、胃などの臓器にヒットすると、強い痛みを感じることがあったり、強い胎動で夜にきちんと眠ることができず、寝不足になってしまったりということもあります。

しかし、残念ながら胎動の痛みをやわらげる医学的な方法はないようです。

痛み以外にも、胎動が激しいことによって、臓器が圧迫され気持ち悪さを感じることもあります。

気持ち悪さを感じる場合には、一度にたくさんの量を食べずに、食事を小分けにするよう心がけましょう。


胎動が痛い場合の対処法


痛みを感じるときには、あまりストレスとして受け止めようとせず、痛いところをさすってみてあげてください。

また、妊娠7ヶ月頃からのお腹の中の赤ちゃんは耳が聞こえると言われているので、赤ちゃんに「痛いからやめてね」と優しく声をかけてあげましょう。

ママの声が届くかもしれません。

お腹の中の赤ちゃんは、「活発で好奇心旺盛な性格かな?」「どんなスポーツするのかな?」などとイメージしてみるのも良いです。

ママの体勢を変えれば、赤ちゃんの頭や足の位置がずれて、痛みがやわらぐかもしれません。

横になるときは、クッションなどを使って、楽な体勢を探してみてください。

仰向けになっても、横向きになっても胎動が激しくて眠れないというときは、シムスの体位を試してみるのも良いでしょう。

シムスの体位は、どちらか好きな方を向いて横になり、上になる手と足は軽く曲げて後ろに引きます。

ひざの下にクッションをはさんでみたりして、リラックスできる姿勢を試してみましょう。


胎動が激しいのは出産の兆候?

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お腹の中の赤ちゃんの成長とともに、次第に大きくなってきた胎動ですが、臨月に入り出産が近づくと胎動は以前より小さくなることがあります。

大きくなった赤ちゃんが、子宮の中で動きづらくなるために胎動が小さくなったと感じるからです。

中には、出産直前まで胎動が盛んな赤ちゃんもいるので、感じる頻度に変化がなければ様子をみましょう。

また、臨月を迎えると、赤ちゃんは20~30分おきに寝たり起きたりを繰り返しているので、胎動を感じるときとそうでないときがあります。

いつもと様子が違うようなら、注意しましょう。

また、胎動が今までとくらべて極端に弱くなったり半日以上感じないときには、何かトラブルが起きている可能性もありますので、早めに医師に相談しましょう。


胎動の激しさは性別と関係あるの?

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赤ちゃんの性別がわかるのは、妊娠6~7ヶ月頃の場合が多いと言われています。

胎動を感じ始めるのが妊娠5ヶ月頃のママが多いようなので、胎動を感じながら「男の子かな?女の子かな?」と性別を気にする方もいるでしょう。

胎動の様子と赤ちゃんの性別を結びつけるジンクスや噂は多くあるので、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

胎動が激しくてキックが多いと『男の子』、「グニュ~」「グイ~ン」とお腹の中を強くなぞるような胎動が多いと『女の子』というジンクスや、胎動を感じる位置で性別がわかるという噂もあります。

しかし、実際のところ胎動で性別を判断する医学的な根拠はありません。

胎動が激しいと男の子、ゆるやかだと女の子という証明はされていないのです。

日々の生活の中で胎動を感じながら、穏やかな気持ちで性別を思い浮かべてみるのがいいかもしれません。


胎動の変化に気づきやすい「胎動カウント」って?

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臨月になると、大きくなった赤ちゃんにとって子宮の中は狭くなり、赤ちゃんもだんだんとお腹の下の方に下がってくることから、胎動を感じにくくなる方もいます。

胎動が微弱になったり、半日以上なくなったりすると注意が必要なことから、胎動カウントをして赤ちゃんが元気かどうかチェックすると良いでしょう。

胎動カウントの方法は次のことを参考にしてください。

・赤ちゃんが10回動くのに何分かかったかをカウントする
・妊娠34週頃からカウントし始めると良い
・1日1回、横になってリラックスできるときに行う
・「グルングルン」「ボコボコ」など連続して赤ちゃんが動くときは、途切れるまでを1回としてカウントする
・10回動くのに30分以上かかる場合は、赤ちゃんが眠っている場合も。少し時間をおいて1日に2~3回測定する
・赤ちゃんが60分以上動かないときは、医師に連絡する

日時やカウントした時間を記録しておきましょう。

胎動カウンターのアプリは、時間の計測や記録が簡単にできるので便利でオススメです。


胎動が激しいのは赤ちゃんが元気な証拠!


胎動が激しくても赤ちゃんに影響はないので、過度な心配はありません。

むしろ、胎動が激しいのは赤ちゃんが元気な証拠でもあります。

胎動が激しく痛みを感じるときは、やさしく赤ちゃんに話しかけ対話をしてみるのもいいかもしれません。

臨月になると、大きくなった赤ちゃんはお腹の中で窮屈になるため動きづらく、ママは胎動を感じにくくなることもあります。

胎動カウントを試してみて赤ちゃんとコミュニケーションをとり、赤ちゃんが元気であるかどうか確かめてみましょう。

胎動が少ないと感じたときは、不安を抱えたままにせず、すぐにかかりつけの病院に相談してみましょう。


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