乳児期はほぼワンオペ育児だったため、息子のすべての事を私が決めていた。
いつ離乳食をはじめるか、いつこの食材を食べさせてみるか、いつ断乳するか…などなど。
スマホを育児に使う悪影響のポスターなどを小児科などで目にしていたため、スマホやデジタルに触れさせるのは幼児期には控えた方がいいのかな、と何となく思っていたので見せたことはなかった。
幼児期に入り、夫の仕事も落ち着いてきて、休みの日には息子と遊んでくれるようになったころ。気が付くと夫が自分のスマホやパソコンで息子の好きな怪獣の動画を見せているではないか。
もちろん息子は大喜びだったけど、次々再生されるため、キリがないし、終わらせようとすると大泣きするし、私と遊んでいても動画を見たがるしスマホやパソコンを触りたがる。
在宅で仕事をしてる私にとって、パソコン触りたがるようになってしまったのはしんどかった。
動画を見せるのは悪いこと?思い込みを手放したら気持ちが楽になった<第四回投稿コンテストNO.93>
17,976 View子どもに動画サイトを見せることに抵抗があったという、ひが なーちさん。夫と息子の様子を見て、気持ちに変化があったそうです。
「どうして何の相談もなく勝手な事をしたんだろう?」
「自分が楽をしたいから動画見せた?それで子どもを面倒みたつもり?」
しばらくはそんなイライラした気持ちで動画をみてる2人をみていた。
しかしある時、息子の一人遊びに耳を澄ませると、動画サイトのおもちゃ紹介のような口調で延々と自分のおもちゃの紹介をしていて、それがまた流暢だったため、思わず笑ってしまった。
そこでふと、何で私はあんなに怒っていたんだっけ?と考えてみた。
ワンオペ中、私にまかせっきりで何も決めてこなかったくせに!
もちろんそれもあった。
でも私は、何となく『こうでなければいけない育児』にとらわれていたのでは?あんなに喜んでいたんだから、よかったじゃん。使わせないようにするんじゃなくて、ちゃんと使い方や、やっていい時間を2人で教えていく事が大事なんじゃないか。
そう思うようになった。
私が子どもの頃、「漫画を読んだらバカになる」と言われて、良くないものとされていた。
今となってはあまりその意見は見かけないし、漫画を読んでて良かったと思う事は多いし、損したと思った事は1ミリもない。
ワクワクであり、学びでもあったのだ。
私の世代にとっての漫画が、デジタルネイティブの今の子にとってはスマホや動画なのだ。そう思った。
いま、息子と動画をみるのはもっぱら夫の仕事なので、息子の好きなものにとても詳しい。
私からしてみれば、同じようにしか見えないたくさんのキャラクターもちゃんと見分けがついている。
同じものを延々と見たがったり、なぜこれを見たいのか…?というのもあって、ずっと付き合うのはなかなかしんどいのだけど、ニコニコ付き合っている。
(ライター:ひが なーち)
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