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公開 2021年09月19日  

授乳の時にちくびが痛い!痛みを和らげるケア&おすすめケアクリームを紹介

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必要以上に力が入っていたり、頻回だったりと、慣れない授乳でちくびが痛いと悩むママは少なくありません。しかし、時間おきにやってくる授乳を「痛いから」という理由で避けることは難しいでしょう。そこで今回は、頻回授乳などでちくびが痛い時に試したいケアと、痛みを和らげるグッズなどをご紹介します。ちくびの痛みに悩むママはぜひ参考にしてください。


目次 授乳でちくびが痛くなる原因とは?
授乳でちくびが痛くなるのはいつまで?
授乳でちくびが痛い時の対策
痛い時のちくびケア
おすすめのケアクリーム
適切な対処をしてちくびの痛みを和らげよう

授乳でちくびが痛くなる原因とは?

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「赤ちゃんの栄養補給」としてだけでなく、ママと赤ちゃんのスキンシップの役割も果たす授乳は、とても幸せな時間です。

しかし、ちくびに痛みや傷、白斑などのトラブルを抱えてしまうと、授乳が嫌になる場合も。

授乳の際、ママが「ちくびが痛い」と感じる主な原因には次のようなものが考えられます。

・赤ちゃんの口の開きが小さく、ちくびがこすれている
・赤ちゃんを抱く角度が悪く吸い付き方が浅いため、ちくびに余計な負担がかかっている
・授乳を終える際、赤ちゃんの口にちくびが引っ張られて傷ついている
・おっぱいが強く張り、赤ちゃんの唇とこすれて痛い
・授乳の際に赤ちゃんが口にいれるからと、ちくびを洗いすぎている
・湿った母乳パッドにちくびがこすれて痛む
・正しいケアができておらず、カンジダ症や白斑などのトラブルが発生している

「痛い!」と感じる前に予防することも大切ですが、痛みの原因を知ることで適切な対処ができるでしょう。


授乳でちくびが痛くなるのはいつまで?

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いつまで授乳時のちくびの痛みを感じるかは、人それぞれ。

肌の強さによっても異なるため、「7ヶ月~9ヶ月になってもちくびが痛い」という人もいれば、「2ヶ月でおさまった」という人もいます。

生後2ヶ月はママも赤ちゃんもだいぶ授乳に慣れている頃ですし、7ヶ月~9ヶ月頃になると離乳食が順調で授乳が減ります。

「歯がはえた一歳児にちくびを噛まれて痛い!」という悩みも生じてくるため、一歳頃にはママも卒乳を考えるはず。

「いつまで痛いの?」と不安になるママもいるかもしれませんが、ずっと続くものではないため、適切なケアをしながら焦らず授乳に慣れるようにしましょう。


授乳でちくびが痛い時の対策

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「傷はないが授乳でちくびが痛い!」という場合は、次のような対策を行ってみてください。

・授乳時、赤ちゃんの抱き方を変えてみる
・ちくびだけでなく、乳輪まで深くくわえさせる
・授乳中に痛みを感じたら、赤ちゃんの口を一度離して再びくわえさせる
・授乳後は無理に引き離そうとせず、横から指を入れてちくびの代わりにくわえさせる
・おっぱいが張りすぎている場合は、搾乳をしておっぱいをある程度やわらかくしてから授乳する
・赤ちゃんが泣いておっぱいを欲しがる前に授乳を始める

授乳の際、赤ちゃんがちくびをくわえやすいよう口の前にちくびを出しがちですが、おっぱいを深くくわえてもらうには赤ちゃんの鼻先にちくびを近寄せるのがポイント。

おっぱいのにおいで赤ちゃんが大きく口を開けた瞬間を狙っておっぱいを含ませましょう。


痛い時のちくびケア

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授乳でちくびに傷がついてしまっている場合は、悪化させないようにケアすることが大切です。

次のようなケアをおこなってみてください。

・ちくびを保湿する
・傷口を清潔に保つ
・無用な摩擦を避ける
・乳頭保護器を使用する
・しばらくちくびを吸わせない

少し詳しく解説しましょう。


ちくびを保湿する


ちくびの傷は十分に保湿して、かさぶたになる前に対処するのが大切。

天然の治癒成分が含まれている母乳をちくびに塗る、ラノリンなどの保湿成分が含まれたクリームを塗ることで保湿を心がけましょう。

授乳の際に赤ちゃんの口に入ってしまう可能性もあるため、ちくびケア用の保湿クリームを選ぶと安心です。


傷口を清潔に保つ


傷の悪化を防ぐため、ちくびを清潔に保つことも重要。

しかし、洗いすぎるのはよくありません。

通常は、乳輪部分にあるモンゴメトリー腺から分泌される皮脂が、ちくびを保護してくれます。

そのため、一日に何度も石鹸などでごしごし洗うのではなく、入浴の際に石鹸で洗う、お湯で流すだけにするなどでも十分です。

ちくびに保湿剤を塗る際も、清潔な手で塗るようにしてください。


無用な摩擦を避ける


授乳中のおっぱいやちくびは普段よりも大きくなります。

そのため、妊娠前に使用していた下着ではサイズが合わずにこすれて痛む可能性も。

授乳中に適した下着を選ぶ、ちくびを保護するサポーターを使用するなど、授乳以外の摩擦をできるだけ避けるようにしましょう。


乳頭保護器を使用する


痛みが強い場合などは、乳頭保護機を使用して授乳することもできます。

哺乳瓶の吸い口のような形でちくびを守りつつ、先に空いている穴から母乳が出る仕組みになっています。

ただし、ママのちくびの柔らかさと異なるため、赤ちゃんが驚いておっぱいを吸ってくれなかったり上手に母乳を飲めなかったりする可能性もあります。

緊急時の一次的な対処法として考えてください。


しばらくちくびを吸わせない


ちくびが痛むだけであれば、そのまま授乳を続けることで痛みを解消できるようになるものですが、傷ができている場合はちくびを休ませてみても良いかもしれません。

ただし、赤ちゃんがおっぱいを吸わなければ母乳は出なくなりますし、おっぱいに母乳がつまり乳腺炎を引き起こす可能性もあります。

乳腺のつまりをふせぐためにも、搾乳は定期的に行うようにしましょう。

しばらく様子を見ても痛みが引かない、傷がなかなか治らない場合は、医師に相談することをおすすめします。


おすすめのケアクリーム

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「傷はないがちくびが痛い」「傷ができてしまった」など、ちくびトラブルを和らげてくれるおすすめケアクリームをご紹介します。

どのクリームも、使い方は簡単。

適量を手に取って柔らかくし、直接ちくびに塗ります。

傷や痛みがひどいときは、クリームを多めに塗りラップをしてしばらくおいておくと良いでしょう。


メデラ ピュアレーン 100


授乳中のちくびの傷や痛みをケアするために使用されることが多いラノリン。

羊毛から抽出された天然成分であるラノリンを100%使用したこのクリームは、授乳中のちくびケアにぴったりです。

無添加・無香料なので、授乳前にクリームを拭き取る必要もありません。

赤ちゃんの唇ケアやパパママのハンドクリームなど、スキンケアクリームとしても使用できます。

[内容量]
7~37g
[対象年齢]
妊娠中、授乳中のママ・赤ちゃん
[配合成分]
ラノリン100%



1人目の時は乳首が傷だらけで毎回悶絶しながら授乳→少しでも早く治ればと、こちらを塗布→ラップパックでお世話になりました。なんとか痛みをごまかしながら完治の日を待ちました。
今回は教訓を生かし、保湿&マッサージを兼ねて出産前から使用。2人目は下手っぴちゃんで浅飲みが続きましたが保湿が良かったのか傷は全くできず!チューブ自体は小さいですがひと月弱持ちますし、千円であの痛みから解放されるならば安いもの。口に入れても安心な天然成分で授乳の度にふき取らなくて良いのも◎


カネソン ピアバーユ


低温抽出したピュアな特性馬油を使用したナチュラルオイル。

乳頭・乳房やお肌のマッサージ、ベビーマッサージ、乾燥した肌のスキンケアにもぴったりです。

赤ちゃんのお口に触れても大丈夫なので、ふき取らずにそのまま授乳できます。

[内容量]
2本
[対象年齢]
妊娠中、授乳中のママ・赤ちゃん
[配合成分]
馬油(99.9%)、トコフェロール



助産師をしておりますが、病院でも使っており万能なオイルです。自分のお産の時用に購入しました。乳首の亀裂予防に塗ってラップをしておくと乳首を柔らかくしてくれます。入院準備中の妊婦さんにはオススメです。

ピジョン リペアニプル


100%天然成分のオイル、ラノリン(保湿剤)を使用している無香料・無着色・防腐剤不使用のクリームです。

妊娠中、授乳中のママのおっぱいやちくびケアに使用するのはもちろん、赤ちゃんのお肌の保湿にも使用可能。

油の嫌なにおいやべたつきがないため、匂いに敏感な妊娠中のママでも安心です。

[内容量]
10g×1~2本
[対象年齢]
妊娠中、授乳中のママ・赤ちゃん
[配合成分]
ラノリン(99.9%)・トコフェロール(ビタミンE)



授乳の際の痛みの緩和のために購入しました。出産後、授乳の時には歯ぎしりするくらい痛みましたが、リペアニプルをこってり塗ってラップをすると少しマシでした。(ラップは雑菌が繁殖してしまう可能性もあるので注意が必要です)

2本目を使う頃にはだいぶ良くなったと思います。すぐには治らないので、根気よく授乳の度に使うしかないですね。


適切な対処をしてちくびの痛みを和らげよう


「慣れない授乳でちくびが痛い」「傷ができてしまった」など、授乳の際にちくびトラブルを抱えるママは多いもの。

「赤ちゃんのために我慢しなければ」と耐えるだけでは、さらなるトラブルを生じることにもなりかねません。

傷がないうちに対策する、傷ができたら保湿するなど、適切なケアをしましょう。

保湿クリームを選ぶ際は、おすすめのケアクリームを参考にしてください。


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