ピアノのレッスンに行きたくない…あの頃の先生の対応から繋がる私の『今』。

こんにちは、冷え田やっこです。

今回は私自身がまだ幼い頃の、習い事の思い出を描かせて頂きました。

今になって思えば当たり前ですが、当時は大好きなお姉さんと一緒にレッスンが受けられると信じて疑わずにいた私。

まだまだ打ち解けていない先生と2人きりでの座学が続き、通いはじめてそれほど経たないうちにレッスンに行くのが憂鬱になってしまいました。

先生のご自宅でのレッスンだからこそ出来たことかと思いますが、本当に1〜2ヶ月程度はほぼレッスンという感じではなくて、先生のお宅に遊びに行かせてもらっているような状態でした。

遊んでいる間に先生や教室にも徐々に慣れて、楽しく過ごせるように。

今考えると本当に寛容なご対応をして頂いていたなと頭の下がる思いです。

緊張や気持ちもほぐれると、また自然とピアノ自体に興味が湧いてきて、自分の意思でレッスンを再開することができたのでした。

進学した高校が遠く通学に時間がかかる為、やむを得ずピアノは卒業となりましたが、初めてすぐには母も予想していなかった程長く続けることができました。

レッスンはいつでもマイペースに、弾きたい曲を選ばせてもらうことも多くとても楽しみに通っていた記憶があります。

発表会で難易度の高い曲に挑んだ際には、特別にコメントを入れて下さったり、学校生活とはまた一味違ったとても充実した時間を過ごせました。

　
あの頃無理にピアノに座らせられていたら、今好きなものへの印象はもっと違っていた可能性もあるなぁ、などと今になって改めて当時の先生の暖かいご対応を有り難く感じます。

今でも楽器や音楽、それに猫や絵を描くことも大好きです。


お読み下さり、ありがとうございました！