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公開 2015年05月16日  

梅雨時に発生するエアコン臭の原因と消臭方法を伝授します!

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梅雨の時期に窓を開けられず、エアコンのドライや除湿をつけたら、ひどく嫌な臭いがしたという経験はありませんか?不快な臭いはストレスになるだけでなく、健康にもよくありません。悪臭の原因と対策をご紹介しますので、湿っぽい季節をさわやかに乗り切ってください。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174008130

エアコンの臭いの原因

エアコンの風の酸っぱい臭いの原因はタバコやカビによる事が多いようです。

エアコンは部屋の中の空気を取り込み、熱交換器を通して温度の調節をする仕組みになっています。そのため大気中のほこりやハウスダスト、タバコの煙もいっしょに吸い込んでしまい、エアコンのフィルターや熱交換器にほこりやタバコの臭いが付着するのです。そしてエアコンを運転したとき、部屋中に悪臭がばらまかれます。



またエアコンを使用するたびに熱交換器に結露が発生するので、エアコン内にたまったほこりやハウスダストが湿気を帯び、さらに汚れが付着しやすくなります。このほこりと湿気がエアコンにカビが生える原因なのです。



したがってほこりが溜まらないようマメに掃除をし、エアコンのある部屋では喫煙しないようにすると、悪臭の原因を抑えることができます。

エアコンの臭い対策

1.シーズン突入前に、フィルターは必ず掃除しましょう。

2.市販の洗浄剤には内部の部品を溶かすものもあり、使用時注意が必要。

3.カビ汚染がひどい場合は業者に掃除を依頼するのもよい。

4.運転開始直後5~10分は窓を開放しておく。

2週間に一度、エアコンのフィルターに掃除機をかけてほこりを落としましょう。



まずフィルターを外す前に掃除機で外側に付いたほこりを吸い取ってから、内側に掃除機をかけます。その後エタノールで消毒をしておくと雑菌がつきにくくなるので、おすすめです。掃除機だけではフィルターの目に詰まった細かいほこりを取ることができないため、月に1度はフィルターを水洗いし、陰干しします。



洗剤を使用する場合は台所用の中性洗剤を水で薄め、柔らかい歯ブラシなどで優しく擦ればフィルターを傷めません。自分でエアコンの掃除をしても臭いがなくならないときは、専門のエアコンクリーニング業者に依頼してください。

シーズンオフのカビ予防法

エアコンを使わないからといって、カバーをかけっぱなしにしていたり、そのまま放置したりしていませんか。エアコンを半年以上使わないと内側でカビが発生し、臭いの原因になります。



エアコンを使う必要がなくても、最低月に一度は送風やドライにして内側に湿気が溜まらないようにしましょう。そうすることでカビが生えるのを未然に防ぐことができます。



そして、日頃から部屋の掃除をマメにして、ほこりが溜まらないようにしましょう。また空気清浄機は部屋の中に浮遊しているカビの胞子を除去する効果があるので、併せて利用すると悪臭予防に効果的です。

いかがでしたでしょうか?

カビだらけのエアコンはアレルギー疾患や感染症の原因とも言われており、臭いだけでなく健康的にもよくありません。

フィルターのほこりを取れば電気代も節約できますので、梅雨の時期は特にエアコンを清潔に保ちましょう。

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