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公開 2020年08月21日  

褒められずに育った私が、“褒めてナンボの国”ベルギー流子育てで分かったこと

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とにかく、みようみまねで褒めるようにしてみたら……?


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まいどおおきに!

ずっと文化系でいたために、「優勝」という言葉と縁遠い人生を送ってきた系のオカン、さとえみです!

今回は、そんな私がベルギー子育てしてたらふいに優勝してしまったよ!というお話です。

(「優勝」と言っている意味は、記事の中できっと分かっていただける……と思います)

子どもというだけで「優勝」してしまう国

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他の西欧州諸国と同じく、ベルギーも子どもを褒めまくる国です。

私のお気に入りは、かわいいお人形ちゃんという意味の「ポポミーケ」。

他にも「かわいいボールちゃん」「かわい子ちゃん」などの言葉がよく使われます。

目の前に赤ちゃんや幼児がいるのに褒めないということはまずないし、すれ違えば忙しい人でもハローと手を振ってくれるベルギー人。

子ども愛をひしひしと感じます。

それが我が子ならば、もう世界一。

ベルギーにおいては、我が子というだけで優勝です。


本気で自分の子どもが世界一かわいいとか、賢いとか、天才とか思っているだけでなく、それをそのまま言葉で表現します。

子ども本人の前だけだけでなく、そばに居合わせた人にも堂々と披露。

そして、居合わせた人も「それは全くその通り」と同意する……。

もう、その場にいる全員が“優勝者”です。

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とにかく子どもを褒めまくる国、ベルギー。

小学校の先生も、道端などでバッタリ会ったら「あなたのお子さんがいかに素晴らしいか」を10分以上語ってくれるありさまです。

「謙遜」「謙虚」を美徳としてきた日本人で、さらに両親から褒められたことがほとんどないワタクシ……。

最初はびっくりしましたが、「郷に入っては郷に従え」という日本古来の言葉に習い、彼らの真似をしながら育児をしてみました。

すると……?

オカンも優勝してしまった。

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「子は親の鏡」とはよく言ったもので……。

我が家の三姉妹も、私のことを息を吸うように褒めてくれるようになりました。



それはそれは素晴らしく、夢見心地の世界。

私の褒め方が軽いので、子どもの褒め方も軽いのですが、その軽さが良い!

ドカンと大きなホールケーキのように褒められるのではなく、駄菓子みたいにちょこちょことつまみ食いできて、いつもそれなりに満足、みたいな褒め方が嬉しいのです。

子どもが母親である私を褒めてくれたことで、私も自分を褒めることができて無事に“優勝”し、心の中でシャンパンをかけまくりました。


子どもを愛する気持ちを言葉にして褒めるだけで、子どもも親もみんなが幸せな気持ちになれるのですから、こんなに良いことはありません。

日本では、人前で我が子を褒めまくることは気恥ずかしいかもしれませんが、恥ずかしさの垣根を超えてみてください。


ほなまた!

※ この記事は2024年11月28日に再公開された記事です。

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