アルコール消毒で手荒れの娘。感染症対策と思いやりはセットが大切と思うワケ

すぐに学校へ相談すると、他にも同じようにアルコール消毒ができない子どもがいるということで、「手洗いだけでも良いですよ」 と言ってもらえました。

……ところが。

学校には薬用の手洗い石けんが備え付けられていて、ポンプであちこちの手洗い場に置かれています。

病院でもみかけるような一般的な石けんなのですが、それが娘には合わなかったようで、また手荒れがひどくなってしまいました。

これで、手荒れも治り、やっと安心…！と思ったのもつかの間。


次は別の問題が……。

不織布の使い捨てマスクで、顔や耳の周りがボロボロになって、かさぶたができるほどになってしまった娘……。

皮膚科で塗り薬など処方してもらい、肌に優しいガーゼを使って布マスクをせっせと作りました。

カワイイ柄のものや、真っ白のもの等々……、毎日楽しくつけられるように色々なデザインを用意。


そうやって、色々と末っ子のために特別な対応が必要になって、ふと思ったのです。

昨今はマスクをしていない人の方が珍しく、マスクをしていない人を見かけると、どうしてマスクしてないんだろう？とつい思ってしまっていたのですが……。

「何か事情があってマスクをつけられない人もいる」と、思いやる気持ちが持てるようになりました。

特に小さな子どもはマスクを付けると不快だから、なかなか付けてくれなかったりもしますし、そんな時は自分が距離を取ったり気を遣うことが大切だなと思います。


末っ子はそんなわけで入店時にアルコール消毒ができないので、お店に入ってもできるだけ何も触らないように手を繋いだりしています。

感染症対策と思いやりの気持ちを大切に。

この冬もなるべく病気にかかることなく乗り切りたいですね。