とてもささいなことなのですが…
2歳の娘に、アウターを着せるときのことです。
上着を着せるときにする不思議なポーズ。おかしいけど、いとおしい<第5回投稿コンテスト NO.14>
10,501 View2歳の娘はアウターを着せようとすると、なぜか不思議なポーズをとります。
後ろからかぶせて首元からボタンを留めていくのですが、
下のほう、下のほうに留めていき、一番下に近づくと、いつもこうなります。
横から見るとこんな感じ。
あ、そうか、私が覆いかぶさるから腰が曲がっちゃうのか、と思い、前からボタンを留める方式にして、上から順々にボタンを留めていっても、
やっぱり下に行くとこうなります。
ファスナーで下から一気に上げるのはどうでしょう。
やっぱりこうなります。
上から見るとこんな感じ。
非常~に手元が見えにくいです。
ちゃんと閉まっているのか確認したいのか、動作を確認したいのか、いずれにしても、一言、「頭上げてね」って言えば、見えにくさは解消することなのですが、
一方で、ボタンを外すとき、ファスナーを開けるときは、「じぶんで!!」って、譲らないので、そろそろ本格的に「自分で気が済むまでやりたい期(別名イヤイヤ期)」が到来しそうなことを思うと、
「おかあたん、きてて~(お母さん、着せて)」って私を頼ってアウターを持ってきて、
必死にボタンやファスナーを見ている姿が、おかしくて、いとおしくて、このほんのささいなことを、私に触れる小さな小さなお手々と、子ども用の大きな大きなボタンと一緒に、ずっとずっと、心に留めておきたい、と思うのです。
(ライター:アーチノキー)
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