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公開 2021年02月05日   更新 2022年02月10日

その人は「話を聞いてほしいだけ」かも…?育児トーク中の“違和感”との付き合い方

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こんな時、「赤べこになる」という選択肢もアリかもしれません!


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まいどおおきに!“義理と人情”なお節介ドラマが大好き系オカン、さとえみです。

先日、「うっかり“余計なお世話”を言いそうになった」というエピソードをご紹介しました。

子育て中に他人から言われる「母乳?ミルク?」「2人目はまだ?」のような“余計なお世話”は、自分も言われて嫌な気持ちになるはずなのに、自覚しないうちにうっかり言ってしまうところだった……というお話です。

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今回も、私が経験した「余計なお世話」にまつわるお話。

私はベルギー人の夫と国際結婚してベルギーに住んでいますが、ここには「他人に干渉しない文化」があります。

移住した当初は右も左も分かりませんでしたが、今は基本的に「話しかけられたら聞き役に徹する」ように努めています。

でも……やっぱり、もう少しでポロッと言いそうになってしまったことがあるのです。

それは……

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ベルギーでは、出産後は1週間くらい入院するのが一般的です。

その期間中に指導されたミルク量を、退院後も同じようにあげ続けていたのだと思われます。

そして子どもの体重が減り始めてから、ミルクの量が足りないことに気付き……「その量を指導した看護師が悪い」と病院にクレームを入れたと言うのです。

私は正直、頭の中が「???」でいっぱいになりました。

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うおおおおお!

漫画にもありますが、本当に「うおおおおお!」ってなりました。

この2人に大阪のノリでツッコミを入れていいのか……?

こういう時、大阪ではツッコミを入れないと逆に失礼に当たるはず。

(※もちろん個人の見解です。)


……私、試されてる?

とも思いましたが、初心を思い出し、ただひたすら聞き役に徹した私に誰か拍手してください。

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その後はずっと「いかに子育てが大変か」という話だけだったので、私は赤べこのように頭部を上下させ続けました。


話したいことを否定せずに聞いてもらえるだけで、どこかスッキリするもの。

さっきのミルク量の話も、ただ話したいだけだったのかもしれませんし、もしかしたら“ネタ”のつもりで多少大げさに話していたかもしれません。

「こうして話をすることでスッキリして、また気持ちよく育児できるのなら、私はいくらでも赤べこになりましょう」

そう考え直したのです。


最初に話を聞いた時は、「いやいや、それって……!」と間髪入れずにツッコミたくもなりましたが、とりあえず最後まで話を聞いて良かった。

「今、この人はどうしてほしいのかな?」ということを少し想像してみるだけでも、「余計なお世話」を回避できるのかもしれません。

自分も時に、ただ誰かに話を聞いてほしい……ということがあるように。


ほなまたね!

※ この記事は2024年10月09日に再公開された記事です。

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