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公開 2021年02月28日  

「育児あるある」受け取りました!第5回投稿コンテスト結果発表!!

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2020年11月9日(月)~2021年1月3日(日)までの応募期間に多くのエントリーをいただいた、第5回コノビー記事投稿コンテスト。
1次選考を通過した127作品から、12本の受賞作を発表いたします!


150本を超える応募数→公開127本


昨年夏に行われた第4回コンテストから約半年を経て、新型ウイルスの影響が続く中での開催となった本コンテスト。

お家で過ごす時間が増えたり、逆にはなれた家族と会えない時間にさみしく思うなど……

今までとは違う「新しい生活」が、日常になってきた感覚もあるのではないでしょうか。


そんな中でも育児時間を大切にしている方の作品を応援したい、また、閉塞感を感じやすい日常の中、一息つける作品をお届けしたい、という気持ちから、第5回コンテストを開催いたしました。

今回も非常に多くのエントリーをいただきました。

ご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございます!!



コノビー編集部による1次審査では、以下の点に着目して審査をさせていただきました。



・指定テーマであった「我が家の育児あるある」から大きく外れた内容ではないか。

・特定の立場の人を攻撃した内容、または不快にさせる内容ではないか。

・応募者(ライター)を個別認知していない読者が読んだときに、違和感がないか。

・根拠のない民間療法の推進など、誰かの健康に影響を及ぼす内容ではないか。



結果、127本の記事を公開対象として選出させていただきました。

また、1次審査を通過した作品の中から入選作品を決定する編集部会議では、各メンバーが頭をフル回転させ、「なぜこの方なのか」「なぜエピソードから光を感じるのか」「コノビーとしてこの作品を選ぶことで、読者へどんなエールを送りたいのか」など、議論しながら審査にあたりました。

最終的に、受賞作は以下の基準で選出させていただきました。


・「募集要項」を正しく守れていたか。
(ファイルの形式、イラストの表現、応募期日、ライター名の記載)

・コノビーのメディアコンセプトである「子育てに、笑いと発見を」を体現しているか。
(読後感がポジティブであること、特定の思想にしばられず柔軟であること)

・多くの方に応援された作品であるか。
(SNSの反応、PV数)

・「次回作も読みたい」と感じる魅力があったか。
(筆者の考え方、イラスト・文章の表現、記事構成の仕方などの魅力値)

・筆者の考え方、あり方が現在育児をがんばる読者にエールを送るものであるか



特に今回のコンテストは「育児あるある」という日常がテーマですので、参考にしたい視点があるか、育児に奮闘中の方を勇気づける内容であるかといった点にも注目いたしました。

そして、審査をする編集部員は、1次通過127作品以上の応募作を読んでおりますため、作品や切り口にオリジナリティを感じるかも非常に重要なポイントとなりました。

ほんとうに素晴らしい作品が多かったので、大変僭越ではありますが、編集部一同、心をこめて選出いたしました、12作品を発表させていただきます!!

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【優秀作品賞①】(Amazonギフト券5万円分・コノビーライターデビュー権)

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NO.116 息子が水たまりにジャッポーン!ふと思い出す懐かしい感覚 / はせ子さん


育児中の方にはなじみ深いシーンでもある、「水たまりに突進していく子ども」をチョイスしたうえで、ここまでオリジナリティのある作品に仕上がっているところがお見事です。

水たまりへの1歩目を表すコマでの、「ざん」が表す楽しさと親の絶望感。

続く「子どもの頃に水たまりで遊んだ感覚」を思い出しているシーンは、この記事で最も印象的です。

靴の中で水が動く様子を表す場面ではワードセンスが光っており、また、その透明感と迫力のあるイラストが心に残ります。

「育児をしていて子ども時代を思い出す」という数あるエピソードの中でも際立って「感覚」の描写が豊かで具体的です。

読んでいるこちらまで記憶が掘り起こされるような作品でした。


はせ子さん、おめでとうございます!!!


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【優秀作品賞②】(Amazonギフト券5万円分・コノビーライターデビュー権)

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NO.98 孫への愛が超すごい!実母からの贈り物♡ / 桃ぐるさん


「遠方に住む親族との交流」をテーマに、コミカルに描かれたこちらの作品。

最近ではオンライン帰省なども知られつつありますが、桃ぐるさんはさらに一歩進んだ新しい「リモート育児」の切り口を提案してくれたように思います。

夜の22時に連絡したのち、翌朝7時にはトング片手にどんぐりを拾いに行くおばあちゃんたちの迅速な行動力!

送られてきたどんぐりを道に仕込み、そしてハケさせていくそのコミカルな描写には思わず笑顔になりました。

おばあちゃんが孫を喜ばせたい気持ち、そしてそれに応えたいという桃ぐるさんの想いが伝わってきて、ホッコリしますよね。

育児家庭は、どんぐり1つでここまで楽しくなれる……そう教えてくれたような気がします。


桃ぐるさん、おめでとうございます!!!


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【優秀作品賞③】(Amazonギフト券5万円分・コノビーライターデビュー権)

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NO.53 2歳児の威嚇が真剣そのもの!でも効力はゼロで愛しい / 木村アキラさん


エピソードを通して、子どもらしい可愛さがあふれているこちらの作品。

そう!子どもがハマり、延々と繰り返す言葉…、あります、あります。

しかもそれに対し親が「正直飽きる」のもわかる…!と共感しました。

「ヒッヒッヒ」を貫き通しているお子さんに対し、母である木村アキラさんが繰り出す心のツッコミには、慈しみがにじみ出ていて心地よいですね。

「家族以外にもヒッヒッヒを繰り出した…!」という微笑ましさ、最後の「子どもにとっては真剣なこと」という発見もお見事で、読んだ後はすがすがしい気持ちになれました。


木村アキラさん、おめでとうございます!!!


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【特別作品賞①】(Amazonギフト券3万円分)

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NO.125 完璧だった祖母。渡された育児ノートにつづられていた真実 / さゆさん


コマとテキストのバランスや色数の絞り方などにも抜群のセンスを感じるこちらの作品は、選考に関った編集部全員の心に強く残りました。

エピソードのボリュームが適度で長すぎず、それでいて、1つの上質な物語を読んだような満足感。

育児日記というアイテムを通して、「誰でも最初は新米ママ」というメッセージが、安心させてくれます。

また、今まさに育児日記をつけている人にとっては「いつか自分の子どもが読むのかも」と背中を押してもらえるかもしれません。

2度と会えなくなっても、祖母が残した記録は孫たちの心を優しくなで続けている。

最後の2コマには、思わず胸が熱くなります。


さゆさん、おめでとうございます!!!


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【特別作品賞②】(Amazonギフト券3万円分)

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NO.67 我が家の「イヤ!」対策は、あのギャグが鉄板 / たままさん


テンポが良く、親世代になじみの深い「ダチョウ倶楽部さんのギャグ」を取り入れており、笑いを誘います。

牛乳のエピソードではそのリアルさと臨場感が描写されており「ですよね~!」と共感させてくれました。

落ち着いた語り口調とツッコミのバランスに安定感があり、「もっと、たままさんのエピソードを読んでみたい!」と思わせる魅力があります。


たままさん、おめでとうございます!!!


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【特別作品賞③】(Amazonギフト券3万円分)

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NO.26 いつか聞くことが出来なくなる娘の言葉「ばこん」を今は楽しみたい / りりーさん


色使いと絵柄の可愛さが引き立つこちらの作品は、まさに今回のテーマ「育児あるある」と言えるでしょう!

「ばこん」という1つの言葉を中心に、ママの戸惑いやパパとの会話、子どもの成長と、複数の面をみることができます。

子どもが単語をしゃべり始める、本当に短い一瞬の時期を「あるある」として切り取っているところも高評価です。


りりーさん、おめでとうございます!!!


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【コノビー賞】6名(Amazonギフト券1万円分)

NO.101 きちんとさんな娘。シャツインにはまる / 丼さん


か、かわいい~!と大評判だったこちらの記事は、「ぴっちり」がディティールまでこだわって描いてあります。

1コマ目の猫のプリントがびよーんと縦長になっている靴下、シャツインされて本来の柄のカタチをお披露目できない柄トップスや、フリルの裾たち……。

娘さんのやりたいようにと、優しい目で受け入れる丼さんの育児方針も、温かみが感じられました。


丼さん、おめでとうございます!


NO.34 思いがけず大切な思い出に…親子で歌う手洗いソング / みそさん


まさに、「新しい生活様式」が「わがやのあるある」になったのを表してくれた、今年ならではのエピソード。

「コロナ禍での手洗い」を通して、手洗いの歌を覚え、歌わなくなり、そして幼稚園では……と、子どもの目まぐるしい成長と変化が描かれており、ストーリー展開がとても丁寧でした。

みそさんが入れていた「合いの手」を、後半ではお姉ちゃんが入れるようになっているなど、物語としてのつながりが見えます。


みそさん、おめでとうございます!


NO.14 上着を着せるときにする不思議なポーズ。おかしいけど、いとおしい / アーチノキーさん


抜き出した場面に、個性が強く表れているこちらの作品。

子どもがうつむいてしまう姿勢がかわいらしくて、淡々と繰り返す構成も印象的でした。

ボタンを留めながら、思い出として「留める」とかけている点もテキストがまとまっておりすっきりとした読後感です。


アーチノキーさん、おめでとうございます!


NO.124 パパが作る「大阪イチ」のミルクできょうもみんな幸せ / いどさん


「大阪イチのミルク」という言葉のチョイスから、作品全体に明るさを感じられます。

多忙で不在がちな親の「育児への関わり方」のひとつとして、何かヒントをくれるようなエピソードでした。

最後に、拍手しながら「大阪イチのミルク」を迎え入れる家族の描写がとても微笑ましい!


いどさん、おめでとうございます!


NO.91 夫のお昼寝、穏やかに見守れる?妻はこうして心の平安を手に入れた / きたがわなつみさん


「パートナーのお昼寝」というエピソードの切り口がピリリとするどく、同じような経験がある方にとっては「そ、それです……!」と深くうなずける作品。

家事シェアをきっかけに夫の当事者意識が変化したという本エピソードは、「今まさに、心が穏やかでない」読者にとって参考になる点もあったのではないでしょうか。

グリーンを基調としたイラストにも独特の雰囲気と安定感があります。


きたがわなつみさん、おめでとうございます!


NO.41 お風呂のボタンで「パパお願いしまーす」でもその日は返事がなくて… / みゅこさん


28万PVと、今回のコンテスト投稿作品の中でも特にたくさんのビュー数を集めた作品です。

夫婦二人三脚で育児をする描写がコノビーらしいと感じます。

パパがまだ帰っていないことをわかっていても呼び出しボタンを押す子どもと、その行動を目にしたみゅこさんの考察と締めくくり方がお見事でした。


みゅこさん、おめでとうございます!




以上、ご受賞されました12名の方、おめでとうございます!

近日中にコノビー編集部より、改めましてご受賞の連絡と商品のお渡しに関しまして、ご応募いただきましたアドレスにご連絡させていただきます。



5回目となった記事投稿コンテスト。

回を重ねるごとに応募作品のクオリティが向上しており、新鮮な切り口であったり、心にずっと残るような作品が増えています。

今回は新型ウイルスの影響が続き、先が見通しにくい中での開催でした。

大人でさえ、長いと感じている「いつもと違う1年間」。

幼い子どもたちにとっては、それこそ常識が変わってしまうほど、とても長い時間であったのかもしれません。

例年と違っても同じでも、親として1日ずつ必死でつみ重ねる「子育て」という日々。

いつか大人になったわが子や、戦友のような育児パートナーと、懐かしく語り合ったり、ふと思い出したときに心を優しさで満たしてくれるような、柔らかく素敵な「育児あるある」が、盛沢山だった本コンテスト。

編集部ではすべての作品に対し、「この方はどんなお人柄で、どんな育児をされているのかな」「こちらは以前もご応募してくださった方だ!今回も楽しみ」と、ワクワクしながら、心を込めて拝見いたしました。


ご応募くださった方はみな、募集記事を読み、エピソード考え、1つの形にまとめ、期間内に応募してくださる。

ただでさえあわただしい、育児の合間に。

その行動力を生み出すことは、並大抵のことではないと思います。

ご応募作品を通してみなさんの大切な思いに触れさせていただき、編集部にとっても大変学びが多い時間となりました。

今回惜しくも選外となってしまったものの、編集部スタッフからラブコールを集めた作品もたくさんありました。

みなさまの育児に、そしてご応募くださった勇気に、ご家族の大切な育児エピソードをコノビーにお送りくださったことに、改めまして深く感謝申し上げます。

コンテストですので、審査には条件があり、受賞枠には限りがあり、すべての作品を選ぶことはできません。

だからこそ、たくさんのご応募の中から受賞された12作品には、心からの拍手をお送りしたいと思います。


また、いつも読者として記事を読み、本コンテストを応援してくださるみなさまも、誠にありがとうございます。

これからもコノビーはみなさまの育児を応援していきます!

次回のコンテストでも、また素晴らしい作品に触れられますとうれしいです。


みなさまのご応募という名の勇気を、心よりお待ちしております!!





(執筆:コノビー編集部 大塚)


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※ この記事は2024年11月16日に再公開された記事です。

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