こんにちは!7歳双子と4歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。
「夫婦の家事育児の分担」は、家庭生活を送る上でとっても重要なテーマのひとつ。
我が家は結婚して7年が経ちましたが、夫婦で半々、いや夫がちょっと上回るくらいの比率で家事をしてくれています。
でも結婚当初は、私が専業主婦だったこともあり、家事のすべてを私が担っていました。
2人だけの時はともかく、子どもが生まれると、なかなかそれでは回りません。
しかも我が家は、初めての子どもが双子。
それでも出産前と変わらずすべてを私が担当しており、すごく、すごーく大変だったんです。
その時、夫が何をしていたのかというと……
ゲーム好きだった夫は、家に帰ると、とにかくゲーム。
子どもたちをお風呂に入れたり、ミルクを作ったりということもやらないわけではなかったですが、帰宅が遅いこともあって「手伝い」程度。
しかも驚くべきことに、深夜に双子が泣いた時、私が眠い目をこすりながらミルクを作りに起きると……夫はヘッドフォンをつけてゲームをしていたんです。
産後ボロボロになりながら寝不足で子育てをしていた私にとって、夫のそんな姿を目の当たりにするのはキツイものがありました。
「起きてるなら、代わりにミルクあげてよ!」
……今なら、夫にそう言うこともできます。
でも当時は新婚でしたし、私があまりにもボロボロに疲れていて、そういう思考にすらならなかったのです。
当時の夫は、なぜか「亭主関白」を目指していたらしく……。
しかも猛烈に面倒くさいのが、この夫、食べ物の好き嫌いは多いし、チルド品や冷凍品は許さないというポリシー。
私は双子を育てながら、料理に手抜きなんて許されない生活をしていたのです。
家事をしないとか、亭主関白であるとか……理由はそれだけではないんですが、書き出すときりがないので割愛します。
とにかく、プッツン切れました。
「もう、別れてもいいや」と思った女は、はっきり言っちゃいました。
それまで溜め込んでいた夫への不満のあれやこれやを、すべて口に出して伝えたんです。
そして、別れてもいいとまで言われると……さすがに夫も気付いた様子。
「あっ、このままじゃまずい」って。
(逆に、それまでどうしてそれで大丈夫だと思っていたのか知りたいんですが。)
それからの夫は、少しずつ変わりました。
双子育児を夫1人に任せてみたりすると、「あ、子ども見ながら家事するのって大変なんだ」と気付くみたいで、家事をすごく手伝ってくれるようになりました。
そして、三女が生まれてからは一変。
「手伝い程度」ではなく、もっと主体的に動いてくれるようになりました。
ゴミ捨てをする時も、自分でゴミ箱から出して持って行ってくれるし、紙ゴミも夫が自分で縛って持って行きます。
今では、私はゴミ収集の曜日を把握しきれていないほど(笑)。
アイロンがけも夫の方が上手なので、子どもの給食の白衣も夫がアイロンをかけています。
おかげで、一度は壊れかけた夫婦関係も修復することができました。
「夫の好きなところは、家事をしてくれるところ」とまで言えるほどです。
夫と一緒に家のことをできるのは、妻としてとても嬉しいもの。
ただ惜しむらくは……
つい……!ふとした瞬間に思ってしまう……!!
できるじゃん!最初から~!!
あの一番つらい時に、こんな風に寄りそってくれてたらぁ〜!!!
産前産後の恨みって、根深いですね(涙)
でも、今の私たちがあるのは、あの時に一度プッツン切れて、思っていることをすべて言葉にして伝えたからこそ。
大変なこともありましたが、あの時にちゃんと伝えることができて良かったですし、それを受け止めてくれた夫にも感謝しています。
これから子育てをするという方は、この話を反面教師にして(!?)、ぜひ最初から夫婦で助け合ってほしいと切に願います……!!